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ワシントンはイスラエルの戦争犯罪に関する報告書を土壇場で遅らせる

【ワシントンはイスラエルの戦争犯罪に関する報告書を土壇場で遅らせる】

- アメリカは、ガザでの大量虐殺が始まって以来、国際的に禁止されている白リン弾を含むイスラエルの兵器庫を一貫して補充してきた。-

News Desk
2024.05.08

(Photo Credit: Anadolu Agency)


『POLITICO』の取材に応じた政府関係者によると、ホワイトハウスは、イスラエルがガザに対する大量虐殺戦争中に米国と国際人道法に違反したかどうかに関する国務省の報告書の公表を延期したという。

「バイデン政権は5月7日、明確な理由も示さずに、報告書の発表日を遅らせることをメールで通告した。」と5月7日付の『POLITICO』紙が報じた。

火曜日初め、国務省報道官マシュー・ミラー氏は記者団に対し、報告書はまだ完成していないと述べ、こう付け加えた。

「私たちはその期限に間に合うよう懸命に努力しています… ほんの少し遅れる可能性はありますが、明日までに完了するように努めています。」

匿名でホワイトハウスの高官はPOLITICOに対し、報告書は「1週間以内で延期される」と語った。

#イスラエル が国際的に禁止されている弾薬でガザ最南端の都市ラファを無差別に爆撃するなか、予想外の遅れが生じた。

140万人以上のパレスチナ人が、ガザ全域で暴力的に家を追われた後、国境都市に残っている。

国務省は数カ月前に報告書の草案を作成し始め、水曜日に発表する予定だった。

イスラエル軍が数え切れないほどの戦争犯罪を犯したことを示す圧倒的な証拠と報告書が一致すれば、テルアビブに対するアメリカの軍事援助は打ち切られる恐れがある。

#アメリカ 政府は最近、イスラエルへの武器輸送を遅らせるという緊張した姿勢を示している。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が水曜、国防総省がMK-82爆弾、信管、弾薬の精度を高めるためのJDAM誘導キットなど「数千の精密兵器」の販売を延期したと報じた。

先週イスラエル軍に輸送される予定だった1,800〜2,000ポンド爆弾と1,700個の500ポンド爆弾の輸送は、ラファの人口過密の状況下でより大きな爆弾を使用する可能性についての「懸念」を理由に保留されたと、米当局者がAP通信に語った。

それにもかかわらず、水曜日、イスラエル軍報道官ダニエル・ハガリは米国の動きを軽視し、同盟国はあらゆる意見の相違を「密室で」解決しており、アメリカとの協力は「歴史上前例のない範囲」に達していると述べた。

10月7日以来、ワシントンは、ガザを荒廃させ、15,000人の子供を含む数万人を殺すために使われるイスラエルに、100以上の武器輸送を静かに送ってきた。

アメリカは #ガザ#レバノン に投下された #白リン弾 の輸送にも関与しており、人権団体はこれを「犠牲者を灰にする」と主張している。


(了)


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