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アメリカ議員、ガザ復興への資金援助を阻止

【アメリカ議員、ガザ復興への資金援助を阻止】

- イスラエルによるガザでのパレスチナ人虐殺に対する世界的な怒りにもかかわらず、アメリカ議会はワシントンの「最良の同盟国」への支援を倍加させた。-

News Desk
2024.06.13

(Photo Credit: AFP)


#アメリカ 下院は6月12日、2025年国防権限法の修正案を承認した。この修正案は、国防総省が膨れ上がった予算の一部を #ガザ の復興活動に充てることを禁じるものである。

2025会計年度において、本法律によって充当が許可された、または国防長官が利用できるようになったいかなる資金も、本法律が制定された日以降、ガザ地区での建設や再建のために利用することはできない」と修正案は述べている。

この条項は、共和党のブライアン・マスト議員、クローディア・テニー議員、イーライ・クレーン議員によって提出された。 下院民主党はこの修正案に反対したものの、記名投票を要求せず、単純な発声投票によって可決させた。

「(#パレスチナ人 は)世界中のどこよりも主要かつ最良の同盟国と完全に戦争状態にある」とマスト氏は水曜日のセッションで述べ、

アメリカがアメリカ製の兵器によって破壊され、国防総省の直接支援も受けている場所の再建に、1兆ドル近い防衛予算のほんの一部を費やすべきだと提案するのは「無意味」だ

と付け加えた。

下院が現段階で #反パレスチナ 修正案を立法化しようとしていることは、議会の多くの議員がパレスチナ有権者の命を大切にしていないことを再確認するものだ」と、パレスチナ権利行動キャンペーンの政策マネージャー、モハメド・カダール氏は記者団に語った。

ガザとパレスチナ社会を破壊するために税金、武器、情報を積極的に提供する一方で、ガザ再建のための資金を阻止することは、議員たちが、アメリカがイスラエルの残虐行為に積極的に参加することを意図していることを再確認させる」と付け加えた。

#イスラエル によるガザでの #大量虐殺戦争 が始まって以来、アメリカは同国に何百もの武器を輸送し、イスラエル当局に執拗な政治的保護を与えてきた。

アメリカの議員たちは、国際刑事裁判所(ICC)の職員を制裁し、パレスチナ人虐殺の終結を支持する国連機関への資金を削減するとまで脅している。

(了)


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