ウクライナ戦争の起源/🇺🇸 ジェフリー・サックス
🇺🇸 ジェフリー・サックス :
「2007年、#プーチン大統領 はミュンヘン安全保障会議で非常に明確な演説を行いました。非常に力強く、非常に正確で、非常に苛立ちを露わにしていました。その中で彼はこう言いました。
『皆さん、1990年にあなた方は、#NATO は決して拡大しないと私たちに言いました。
それがゴルバチョフ大統領との約束であり、エリツィン大統領との約束でした。
あなた方はごまかし、何度もごまかし、自分たちがこう言ったことすら認めていません。
しかし、これはすべて1000ものアーカイブサイトで明確に文書化されているので、これらすべてを検証するのは簡単です。』
国務長官のジェームズ・ベーカー3世は、『NATOは1インチたりとも東方には動かない』と言ったのです。
それは軽率な発言ではなく、何度も何度も繰り返された発言でした。
ドイツ外相のハンス=ディートリッヒ・ゲンシャーも同じことを言っています。
ドイツ人は統一を望んでおり、ゴルバチョフは『我々はそれを支持するが、それが我々の負担になることは避けたい』と述べました。
『いえいえ、あなたの犠牲の上に成り立つものではありません。 NATOは1インチも東に動きません、大統領』
という発言は、NATO事務総長、#アメリカ 国務長官、#ドイツ 首相による多くの文書、多くの声明で何度も繰り返されました。
しかし今、私たちは何も覚えていないように、もちろん、わが国の外交当局はすべて否定しています。
覚えておいてほしいのは、これはすべて『いわれのない』ものだったと言われていることです。
それでは、2007年に戻りましょう、プーチンは次のような演説をし、こう言いました。
『やめてください。ウクライナのことは考えないでください。ここは2,100キロの国境です。さらにウクライナはこの地域の統合経済の絶対的な一部です。ウクライナのことは考えないでください。』
さて、私が行っているあらゆる外交的仕事で、私は内部関係者から、ヨーロッパの指導者たちがアメリカに対して
『#ウクライナ のことは考えないでください。これは良い考えではないことはご存知でしょう。どうか、やめてください。』
と言っていたことを知っています。
現CIA長官のビル・バーンズが、非常に雄弁で、情熱的で、明瞭で、明確な(いつものように)秘密メモを書いたことが分かっています。
ちなみにこのメモは、#ウィキリークス がアメリカ国民に、おそらく私たちがたまには知りたいのに決して知らされないことを明らかにしたからこそ、初めて見ることができたんです。
つまり、政府が何をしているのか、どのように私たちを核の危険にさらしているのか、などが書かれていました。
このメモは実際に公開され、『Nyet Means Nyet』(「ノーはノーを意味する」)と呼ばれています。
ビル・バーンズが2008年にコンドリーザ・ライスに、そしてホワイトハウスに非常に鋭く、明瞭に伝えたのはこうです。
『ウクライナは本当にレッドラインです。やってはいけません。プーチンだけの問題ではありません。プーチン政権だけの問題ではありません。ロシアの政治家全員の問題です。』
そして、我々が考える上で参考になるよう言っておくと、それはメキシコが
『リオグランデ川に中国の軍事基地があれば素晴らしいと思う。#アメリカ がそれを問題視する理由がわからない。』
と言ったのと全く同じです。
もちろん、我々は完全に発狂するでしょう(もちろん、当然そうすべきですが)
大の大人がこんなことをするとは想像すらできないほど、全体的に無茶苦茶危険で無謀な考えなんです。
どうなったかというと、私がヨーロッパの指導者から聞いたところでは、長く綿密な話し合いを通じて、#ブッシュ・ジュニア は彼らにこう言ったのです :
『いやいや、大丈夫だ。心配するな。ウクライナの件は分かっている。』
そしてクリスマス休暇に出かけて戻ってきて、チェイニーであれ、ブッシュであれ、誰であれ、
『そうだ、NATOはウクライナまで拡大しよう。』
と言いました。
欧州人はショックを受け、『何をやっているんだ❓』と怒ったんです。」
2024年5月28日、#タッカー・カールソン とのインタビューにおける #ジェフリー・サックス 教授(アメリカの経済学者・学者)の発言からの抜粋。
ソース :
【参考記事】
【世紀の演説、プーチン大統領、2007ミュンヘンにて/Resistenze】
引用元
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