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AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)に反対するユダヤ系アメリカ人の声明

最も著名なユダヤ系アメリカ人たちが署名した力強い声明。

彼らは、AIPACとアメリカの「イスラエルへの揺るぎない忠誠心」を公然と否定し、「イスラエル/パレスチナという耐え難い悲劇を支えている鎖を断ち切る」よう呼びかけている。

声明の全文:👇

2023年6月5日、ワシントンD.C.で開催されたアメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の年次政策サミットで、マイケル・トゥーチン会長に歓迎されるアントニー・ブリンケン国務長官(左)。
(Chip Somodevilla / Getty Images)


【AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)に反対するユダヤ系アメリカ人の声明】

「私たちは #ユダヤ系アメリカ人 であり、さまざまな視点を持っている。

私たちは、アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)とその関連団体が、アメリカの選挙、特に民主党の予備選挙において、前例のない有害な役割を果たしていることに注目し、これに反対するために集まった。

私たちは、AIPACが選挙政治に介入する目的は、

#イスラエル 政府の政策に批判的な候補者を打ち負かし、

イスラエルへの揺るぎない忠誠を誓う候補者を支援することであり、

それによって、イスラエルの #暴力 や違法性にかかわらず、

イスラエルが行うすべてのことに対するアメリカの継続的な支援を確保することであると認識している。

イスラエルが国際的に孤立し、アメリカの政治的・軍事的支援なしにはパレスチナ人に対する非人道的な扱いを続けることができないことを考えれば、

#AIPAC はイスラエル/パレスチナという耐え難い悲劇を支える鎖の重要な環である。

来たるべきアメリカの選挙において、イスラエル/パレスチナの人々が平和的共存を追求するために自由になれるよう、私たちはこの鎖を断ち切る必要がある。

AIPACが #共和党 の過激派を支持し、バイデンのトランプに対する勝利の認定に反対票を投じた数十人の下院議員を支持したのと同じ2021-22年の選挙サイクルにおいて、

AIPACのネットワークはトランプの献金者から数百万ドルを集め、その資金を民主党の予備選挙内で、

主に有色人種の候補者である進歩派に対して費やした。

AIPACは現在、2024年の民主党予備選でさらに数百万ドルを費やし、

#民主党 の有権者の大多数が支持する #ガザ停戦 を主張する特定の民主党議員(当初は有色人種議員全員)を標的にすると宣言している。

AIPACの選挙支出は、イスラエルの人種差別的政策を批判する候補者を打ち負かすためにますます機能している。

AIPACとは対照的に、私たちはアメリカのユダヤ人であり、

外国政府に対するアメリカの支援は、すべての人々の完全な人権と市民権、自決権を尊重する政府に対してのみ行われるべきであると信じている。

私たちは、反ユダヤ主義を含むあらゆる形態の人種差別と偏見に反対し、

公民権と平等な正義の大義のために、

ユダヤ系アメリカ人とアフリカ系アメリカ人やその他の有色人種とのわが国における歴史的な同盟を支持する。

したがって、私たちは、民主党の予備選挙を支配しようとするAIPACの試みに強く反対する。

私たちは民主党候補者に対し、AIPACネットワークの資金提供を受け入れないよう呼びかけ、

民主党指導部に対し、共和党の資金提供者が民主党の予備選挙を変形させるためにAIPACネットワークを利用することを許さないよう要求する。

私たちは、AIPACに反対し、平和と新しい公正なアメリカの対イスラエル/パレスチナ政策を支持する候補者を支持する。

ジュディス・バトラー、トニー・クシュナー、エリオット・グールド、デボラ・アイゼンバーグ、モリー・クラバップル、アリエル・ドーフマンなど106名が署名。」


引用元

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