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奇妙な奇妙な資本主義の話/🇺🇸リチャード・D・ウルフ

🇺🇸リチャード・D・ウルフ :

「誰がアメリカ政府にお金を貸しているのでしょうか❓

これを理解するとすぐに、それが富裕層と企業、そしてある程度は外国企業と外国政府であることがわかります。

多くの人々は政府に融資できる立場にありません。 彼らは余分なお金を持っていないので、そうではありません。

多くの人々は、政府に融資する立場にある企業や富裕層に利子を支払うために使われる税金を払っています。

それがわかれば、オチが見えてくる - 政治家が借金をするということは、企業や富裕層に対して多大な奉仕をしているということがわかるでしょう。

というのも、彼らは基本的に、

「あなた方には課税しません。 その代わり、あなたたちから税金で取れるはずだったお金を、代わりに私たちが借ります。

数年経てば、私たちはそれをあなた方にお返しします。その間、私たちはあなた方から借りたお金に利子をつけます。」

したがって、企業にとって、これは簡単なことです。もちろん、企業や富裕層に税金を課すよりは、政府に借金をさせたほうがいい。だからこそ彼らはそれを容認するのです。

だからこそ、多くの人々は、たとえ経済学を理解していなくても、自分たちが騙されていると理解しているのです。

赤字はその費用を支払う大勢の人々からむしり取るための仕組みであるのに対し、その恩恵は政府に融資できる唯一の企業や富裕層に与えられます。

最後にもう 1 つ、外国政府もアメリカ政府に資金を貸すことができます。

この番組を見ている人のほとんどは、アメリカ政府への二大貸し手は #日本 と中華人民共和国であり、外国貸し手の中では1位と2位にランクされていることをおそらく知らないでしょう。

#中国 はアメリカ政府に8000億ドルほど貸しています。

それは中国がアメリカ政府に貸している資金であり、アメリカ政府はその資金を中国がロシアを支援しているウクライナ戦争の一部に使用することができ、実際に使用しています。

それは奇妙に聞こえるかもしれませんが、現代資本主義へようこそ。

そして、これはあなたにとって、さらに奇妙なことかもしれないですが、中国はアメリカ政府に8000億ドルほどを貸し付けており、アメリカはその資金を調達するために、私たち全員に課税しなければならず、中国が所有するアメリカ政府の負債の利子を北京に送金しています。

つまり、中国が軍備を増強するために使っている資金の一部は、私たちアメリカの納税者が彼らに届けているのです。

この制度が抱えている不条理な矛盾は、これだけではありません。このシステムは、私たち全員と共存し、私たち全員に押し付けているのです。」



2024年5月19日、#アメリカ の経済学者リチャード・D・ウルフ(マサチューセッツ大学アマースト校名誉教授)のレナ・ペトロワとのインタビューでの発言より抜粋。

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