全ての不満の原因「被害者意識と奴隷意識」から脱出する方法。必要なのは「自己対話」だけ。


こんにちは、ホロスコープ研究家&プレセッションアストロロジー発明者のAkaneです。

今日は被害者意識と奴隷意識から抜け出す方法についてお話します。

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はじめにお断りを入れておきたいのはこの記事の「被害者意識」における被害者とは、事件や事故や災害などによる被害者とは別の意味だということです。(実際はこれらも自分が創造する現実なのですが)

今回お話する被害者意識というのは簡単に言うと「やらされてる意識」です。奴隷意識も同様です。
これらは「自分は無力だ」という意識を生んだり、自分の望みを無視することに繋がるので「不満」を生みます。


まず、これらはやはりインナーチャイルドと直結していて、親子関係に因果がある場合がほとんどです。
親子関係の中で「親に自分の決定権や支配権を譲っていた(意識/無意識かかわらず)」「親と自分の間に対等な関係性や尊重がなかった」場合、被害者意識は生まれます。被害者意識というと大袈裟に聞こえるかもしれませんがつまり「自分には発言権や決定権、拒否権がない、安心領域がない」このような感覚があるということです。

私がこれまでの記事や動画などでも何回かお話している
「親に本当はどうして欲しかったか」
を自分で思い出し、認めてインナーチャイルドを癒すという方法。
実はここで皆さんが見落としがちなポイントがあります。

ここでまず「自分の本当の幸せ」の定義がズレていると
「自分が親に望んでいること」の認識にもズレが生じたりします。

例えば「認めて欲しかった」という願望が出てきたとして、
果たしてそれが最も求めていたことだろうか?という確認が必要です。

認めて欲しい、の前に「話を聞いて欲しい」があるのではないか?
褒めて欲しい、の前に「自分に興味を持って欲しい」があるのではないか?
共感して欲しい、の前に「大切にして欲しい」があるのではないか?

セッションをしていても、実はこれらが望みの「メイン」であることがほとんどです。(もちろん違う場合もあります)
幼少期を(大人になった今でもOK)よく思い出してもらえれば「自分が何を求めているか」がもっと明確になってきます。

私がここ数年、様々な方のインナーチャイルドと向き合ってきて実感していることは、親子関係において問題となる最大のテーマは「コミュニケーション」であるということです。
決めつける、話を聞かない、押し付ける、無関心、過干渉、攻撃する、威圧する、、、、
子供への興味がない、理解しようとする姿勢がない、交渉という意味での会話がない、尊重がない。こういうパターンも本当に多いです。

また、子供側である自分が「自分の本音や願望や感情を言葉にせず黙っていた(それらを親に伝えなかった)」というパターンもかなり多いです。

これらによって子供には「自分は大切にされていない」「自分の感じていることや意見には価値がない」「話しても意味がない」「相手の言いなりにしていた方が楽」「会話はマウントを取り合うためにあるもの」など自己否定や会話に対するネガティブイメージが生まれるのはもちろん、自分の気持ちを相手に伝える方法や「自己対話」の方法すらも分からなくなってしまうわけです。
こうして被害者意識や奴隷意識が生まれます。

親子間の会話は、子供の自己対話力を育てる練習でもあるわけです。

会話はホロスコープでは水星が司っていますが、これはいつでも書き換え可能、育て直し可能の柔軟な「ツール」天体です。
親子間でできなかったとしても、他者との間で、そして自己対話によっていくらでも自分の望むように育て直すことができます。

では、被害者意識と奴隷意識から抜け出すには。
やはり「コミュニケーション」が鍵となります。

あなたは親に

「どう思う?」
「どう感じる?」
「何が好き?何が嫌い?」
「何がしたい?」
「何が悲しい?/何をしたら嬉しい?」
「何が気に入らなかった?」

などなど、「自分の感情や意思や意見」を聞いてもらった記憶はありますか?
また逆に、それらを親に聞いた記憶はありますか?

「大丈夫だよ」
「よく頑張ったね」
「あなたの好きにしていいよ」
「応援してるよ」
「ありがとう」
「ごめんね」
「大好きだよ」

などの声がけも同様です。

上記に当てはまらない場合も、あなたが求める「愛を感じるコミュニケーション」が親子間にあったかどうか?あなたがどんなコミュニケーションを求めているか?あなたにとって「愛を感じるコミュニケーション」はどんなものか?

もし、これらの「真摯なコミュニケーション」をあなたのインナーチャイルドが求めているとしたら、まずはそれを「自己対話」で実行してあげてください。

あれをしなきゃ!
こうしなきゃ!
どうすればいいんだろう?
あの人がこう言ってる、あの人はああ言ってる、

と焦ったり、人の意見を聞いたり、対処しようとする前に
立ち止まって存分に自分に聞いてあげてください。

「どう思う?」
「どう感じる?今何を感じてる?」
「何が好き?何が嫌い?」
「何がしたい?」
「何が悲しい?/何をしたら嬉しい?」
「今、何が気に入らない?何が不満?」

そして、それを自分で認めて、了解して、それに沿った行動をしていく。

誰に何を言われても、その後に自分に「あの人はああ言ってるけど、どう思う?私はどうしたいかな?」と確認する。
誰かに「こうするべき」と言われても、自分に「どう思う?どうしたい?自由にしていいよ。」と確認する。

とにかくその都度自分の本音を聞く。
親子間でできなかったこの丁寧な「理解する姿勢と質問と確認」という愛あるコミュニケーションを、自分と存分にしてあげるわけです。

「自分の気持ちと意見(願望)を最優先にする」こと。
それを実行に移すこと。

これに集中するだけで被害者意識はスーッと消えていきます。自分が起点(中心)になるからです。もちろんこれも習慣化(日常化)が必要なので、自分との一生のパートナーシップの上で、ゆっくりと築き上げていく意識で取り組むのがおすすめです。

ということで被害者意識と自己対話のお話でした。

今日は蠍座新月。
改めて「自分が本当に望んでいること」に目を向けて、それを実行していくスタートとしていいタイミングです。
ぜひあなたが本当に望んでいるコミュニケーションを、自分自身と、そして他者と、実行してみてはいかがでしょうか。


【関連動画(音声)】
【音声】自分の許し方。「自分がどうしたいか」を起点に、自分の全てを許す。【テロップあり】



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