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思考力を養うゲームの魅力

こんにちは!PREBOです🎁
PREBOのnoteでは、週一で、ボードゲームを作る上で感じたこと、思ったことをつらつらと書いてく場所にしていこうと思っています。最新情報は、Twitterでも発信しています!ぜひフォローお願いします🙇‍♂️

閃きのアハ体験

アハ体験とは何か?

「アハ体験とは、分かった瞬間に 頭がよくなる体験」

もう少し、噛み砕いてご説明すると、解けない問題にぶつかった時、何らかのヒントを経たり、思考した末に、その問題が解けた時の閃きを「アハ体験」と呼びます。要は、「ああ、なるほど!」という閃きが「アハ体験」なのです。

アハ体験には、様々な効果があります。
一つ目は、アハ体験を通して、快感が得られることです。問題が解けた時に、解けなかったストレスから解放され、達成感や喜びを感じることができます。これは小さな成功体験に繋がります。さらに、もう一度、あの快感を得たいと思うようになると、繰り返してアハ体験を求めるようになります。

二つ目は、アハ体験を繰り返すことで、人間の思考を活性化することができます。問題を解く為に、いろいろな視点から物事を考えたりする柔軟性や、自身で問題を解決しようとする問題解決力、など、問題に応じて養われる思考力は様々ですが、閃く前の自分と、閃いた後の自分を比較すると、間違いなく後者の方が賢くなっているのではないでしょうか。

つまり、アハ体験には、思考力を養いながら、物事を楽しむことができる要素があるのです。実は、ボードゲームにもこういった要素がよく活用されています。

数学の中に生まれるアハ体験

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アハ体験が得られる身近な例として、数学が挙げられます。物を買うのに計算が必要なように、数学の知識は、人にとって無くてはならない存在です。そんな数学にも、実はアハ体験がたくさん眠っています。

学生時代、数学が苦手だった方もたくさんいたかと思います。でも、頑張って勉強した人の中には、どうしても解けなかった問題が解けた瞬間、なんとも言えない嬉しさがあったのではないでしょうか。それこそがアハ体験だったのかもしれません。

これまでの知識や思考だけでは解けない問題にぶちあたった時に、人は新しい知識を取り入れて、別の視点からも思考し始めます。これによって、今まで解けなかった問題に対しての回答を閃く瞬間が生まれるのです。この瞬間、なんとも言えない達成感や喜びが生まれ、次の問題を解くモチベーションに繋がります。自力で解決した問題ほど記憶に残りやすいのも、解けなかったマイナスの感情よりも、解けた時のプラスの感情として記憶に残っているからなのかもしれません。

アハ体験が得られる構造と、数学を解く構造はとても似ているからこそ、アハ体験を感じることができるとても身近な存在になっているのだと思います。では、そんな数学のアハ体験を、よりゲーム感覚で味わうことができたら、とても素敵だとは思いませんか?

瞬発的な計算力で解を導くボードゲーム 「デカデカ」

デカデカnote

最後にボードゲームの紹介をさせて頂きます。前述にあったように、アハ体験は人に良い影響を与えてくれる存在だということがなんとなく伝わったかと思います。

そして、数学はそんなアハ体験の構造にとてもよく似ていて、小さなアハ体験を産むことができる身近な存在だったということも分かりました。

そんな数学の良さを、もっと手軽によりたくさんの人が楽しめるようにという思いを込めて「デカデカ」は開発されました。

ルールはとても簡単で、四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)を使って10を作るというゲームです。カードには、数字と、足し算・引き算・掛け算・割り算の記号が書かれていて、ランダムで配られたカードを使って、いかに早く10を作れるかを競います。

最大4人までプレイすることができるので、他のプレイヤーよりも、どれだけ先に10を作ることができるのかを競いながら、ヒリヒリした緊張感の中、瞬発的な計算力を駆使して、楽しむことができます。

誰よりも先に10を作れた時、小さなアハ体験があなたを待っているかもしれません。ゲームマーケットにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください!

最後に

今回は、思考力を養うゲームの魅力について、アハ体験という題材を元にご紹介させて頂きました。今後も私達の考えていることや、制作しているボードゲームについてご紹介させて頂ければ、とても嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとございました!🎁


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