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女児向け自己啓発書を読んでみた


きっかけ

読もうと思ったきっかけはXで見かけた以下のポスト。
自分自身色々と終わっている自覚があるのと子供向けや受験向けの本が意外とあなどれないことを知っていたので何冊か読んでみることにしました。

読んでいて感じたこと(メリット・デメリット、気付きなど)

<メリット>楽しい、分かりやすい

いや~、女児向け自己啓発書はすごいですね。
大人向け自己啓発書と比べてメリットだと思えるのが以下2点。

  • イラストが多くて読んでいて楽しい。会社の教育系eラーニングも全部このテイストにしてほしい。人権教育とか輸出管理とか。

  • 本当に大切なことに的を絞って分かりやすく書かれているので文量の割に得られるものが多い。

2点目は特に強力で1~2時間程度で読めて必要なことがすぐに身につき実践できるのは大人向けと比べて大きな利点と感じました。

<デメリット>心と身体に関する本は成人向きではない

女児向け自己啓発書すごいじゃん!この調子で終わってるフィジカル・メンタルを改善するために身体ケアする系の本も読んじゃうぞ!と「ミラクルハピネス♡素敵なからだレッスン」を読んだところメリットばかりではないことに気が付きました。

産婦人科医が監修に入っている時点で気づけよという感じですが全223ページ中の約1/5が生理に関する内容です。そのほか、ブラの選び方やムダ毛処理の方法なども分かりやすく書かれています。

かわいいイラストと読みやすい文章のおかげであっという間に通読できましたが自分が期待していた食事・運動・睡眠・メンタルに関する内容は少なく、女子小学生の生理事情、ブラ、毛剃の事情に詳しい成人男性が爆誕して終わりました。

この本で学んだ生理用品の選び方・使い方は切れ痔になったときに活用しようと思います。

<気付いたことなど>

1冊あたり1,000円前後で買えて2時間もあれば役立つ知識が得られる女児向け自己啓発書ですが①健康に関すること、②人間関係のことは大人が読んでも得るものが少ないように感じました。

①健康に関すること
前述の通り女児にとっての悩みは二次性徴に伴う身体の変化です。健康そのものの彼女たちに腰痛、胃痛、夕方になると目がショボショボするなどの悩みはありません。体力もあり余っているので健康促進、体力向上に関する知識は得にくいと思われます。

②人間関係のこと
悩みの大半が人間関係なのは大人も女児も同じらしくどの本も大変手厚い解説がなされています。しかしながら女児の人間関係はプリパラの「み~んなトモダチ!み~んなアイドル!」という言葉に代表されるようにフラットで上下関係の悩みに関する記述は控えめです。

自分自身、思い返せば先輩・後輩といった上下関係を強く意識するようになったのは中学進学後だったと思います。

現時点で大人向きでないと感じたトピックは上記2点ですが基本的には大変有用です。改善したいことがあるなら女児向け自己啓発書を読んで女児として生活してみるとよいと思います。

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