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〜瞑想の前準備〜


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以前の記事に「瞑想の前準備が3つあります」と書きました。<①アーサナ②プラナヤーマ③日常生活のあり方>それについてもう少し書きました




<アーサナの意味とは?>


瞑想の前の準備としての一つ、アーサナの意味は「坐法」「体位法」と言われていますが、もう一つ「座る場所」という意味もあります


アーサナをしている私は坐る場所である=私の肉体は坐わる場所である…では誰がすわるのでしょう?

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天のエネルギーが降りてきて坐ります! ヨガでは、その天のエネルギーをブラフマンと呼んでいます

ブラフマンとはヒンズー教、インド哲学における宇宙の根源。自己の中心はアートマンと呼ばれ、ブラフマンとアートマンは同一であることを「梵我一如」といいます



ヨガの始めの頃はそういうことでした。ですからヨガの行者は、「自分自身を神殿とする」ために浄化法をして、肉体をきれいにして、瞑想をして心も清浄にして、ブラフマンに気持ち良く坐っていただき、感謝していました


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<ヨガの浄化法とは?>


サンスクリット語で「シャットカルマ」といい、身体の内側をキレイにするハタヨガの方法です。(シャット=6、カルマ=行為、業) ハタヨガプラティピカという経典に書いてあります。


<6つのハタヨガの浄化法>シャットカルマ
①ダウティ(内臓の浄化)…大量の塩水を飲んで吐き出す
②バスティ(直腸の浄化)…肛門から薄い塩水を入れて耐えてから出す
③ネーティ(鼻孔の浄化)…専用のポットを使い、塩水で鼻うがい。<ビュットカルマ…口に含んだ塩水を鼻から出す><スートラネティ…専用のラバーを鼻から口に通す>
④トラタカ(目の浄化と視力の強化)…ロウソクの炎を涙が出るまで瞬きせずに見る
⑤ナウリ(内臓マッサージ)…内臓を腹の中央に集めて左右に動かす
⑥カパラバーティ(呼吸による脳の浄化)…強制的に吐く息を強くリズミカルにする


ここにヨガの浄化法について書きました。ご興味ありましたら、覗いて見てくださいませ。    ⬇️


<ヨガの意味は?>


もともとヨガの語源は、サンスクリット語の「ユジュ」が由来と言われ、「結ぶ、つなぐ、統合する」を意味しています


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他にも、「瞑想を深める」「自分自身に意識を集中させる」といった意味もあるので、ヨガは「自己と向き合い、調和のとれた状態へ導くもの」として世界中に伝えられています


<ヨガの八支則とは?>


ヨガを行う上で大切にしている八支則というものがあります。サンスクリット語で8本の枝を意味し、ヨガを実習するための8つの段階・行法のことです


紀元前の前後にパタンジャリによって編纂された「ヨーガスートラ」という経典の一つです。全4章で構成され、どのようにヨガを実践するのが良いかをまとめた実用書のようなものです

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このヨーガスートラの最初に書かれている、ヨガは「チッタ・ヴィリティ・ニローダ」(心の作用の死滅のことである)というのを、20歳で初めて見たときに、頭を抱えてしまったのを今でも覚えています…幸い良い師匠に出会ったおかげで、ここまでこれましたが…


パタンジャリという方は、インドに実在していた人物です。サンスクリットの言語学、インド伝統医学のアーユルヴェーダに長けていて、インドでは聖者と尊ばれていました


【ヨガの八支則】
①ヤマ:禁戒5つ(してはいけない事/社会的マナー)
②ニヤマ:勧戒5つ(実践すべき事/自分に課すテーマ)
③アーサナ:坐法(ポーズ)
④プラーナヤーマ:呼吸法(気のコントロール)
⑤プラティヤハーラ:五感(感覚のコントロール)
⑥ダーラナ:集中(精神統一)
⑦ディヤーナ:瞑想(深い集中)
⑧サマーディ:悟り(三昧/超意識)


<アーサナの前の準備の2つ「ヤマ」「二ヤマ」とは?>

昔は、ヨガ行者にヨガを教わりにいっても、ヤマ、二ヤマをしっかりやっていなかったら、里に戻された…そうです。今はインドのヨガクラスではノーチェックで習えます。日本でも、ほとんど知られていません…


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●ヤマ YAMA(禁戒)

八支則の1番目です。日常生活の中で、他人や物に対して慎む5つのこと。人々や環境が良い関係を保つために気をつけることが書かれています。


アヒムサ(Ahimsa)…非暴力、非殺生。肉体的な暴力だけでなく、精神的な暴力、言葉の暴力も振るわないように。他人だけでなく、自分自身に対しても同じで、何事にも思慮深くあること


サティヤ(Satya)…正直、誠実。見栄を張ったり、自分の利益を守るために嘘をつかないこと。心おだやかに、自分に正直に生きていれば嘘をつく必要がなくなる

 

アステーヤ(Asteya)…盗まないこと。他人の所有物を奪わない、また独り占めしたり、欲張って必要以上に所有しようとしないこと。ここに人の時間も奪わないようにと師匠に言われました…


ブラーマチャリヤ(Brahmacharya)…物欲、性欲、食欲、名誉欲などあらゆる欲望と快楽に惑わされてしまって、エネルギーを消耗しないようにすること


アパリグラハ(Aparigraha)…執着しないこと。欲望に振り回されず、何かを必要以上に所有しないこと。いろいろなものに執着することで、失うことへの恐怖や奪われるかもしれないという疑い、他人への嫉妬や怒りも、自分の中に沸き起こってくると言われています

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●二ヤマNiyama (勧戒)

八支則の2番目です。日常生活の中で、自分に対して守るべき5つのこと。自分自身との関係を良くするための自己鍛錬でもあります


シャウチャ(Shaucha)…自分自身の心身や環境を清潔にすること


サントーシャ(Santosha)…足るを知ること。与えられた環境に満たされていることに気づき、感謝し満足すること


タパス(Tapas)…鍛錬する、努力すること。苦行という意味もある


スワディヤーヤ(Swadhyaya)…経典やマントラなどの書物を読むことによって自分の心を良い方向へ導き、向上心を持って学習すること


イシュワラプラニダーナ(Ishvarapranidhana)…神への信仰心、感謝の念、献身的な気持ちを保つこと



<アーサナAsana(坐法)>


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そして、八支則の3番目にヨガのポーズがきます。瞑想に適した「安定して快適な坐法」を身につけるための練習をします。体が柔らかくなり、自律神経も整ってきます。人間の煩悩と同じ数の「108つ」のポーズがあると言われています。


<プラーナヤーマPranayama(呼吸法・調気法)>


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八支則の4番目に呼吸法がきます。呼吸が体と心をつなげます

プラーナをいっぱい取り込んで、体に集めると、心が鎮まってきます



<現代の浄化法デトックス法>


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・ハーブファスティング クラブ(HFC)のデトックス


ハーブファスティング の1番の特徴は、ハーブを用いて大腸→肝臓→腎臓→血管(脳と血液浄化)の臓器などを順番にデトックスしていくことです


ハーブ本来のパワーを用いてのデトックス。ただのダイエットではありません…が…体重はもちろん激減します。人によりますが…クラブ内には12キロ痩せた方もいらっしゃいます。


一度に痩せるのではありません。時間をかけて、丁寧にひとつずつ臓器をリフレッシュしていきます。それも大腸からデトックスしていくことが大事です。



私も一昨年前に、半年かけて、-10kgとなりハーブの力には感謝しています!

・HFCのファスティングの特徴


一番は苦しくない!飢餓感がない!


20代の頃にワケありで、水だけの断食を約1ヶ月(減食7日間、水飲み断食10日間、回復10日間)お寺さんで行ったことがあるのですが、結構大変だった…ワケありでなければ、お勧めしません…


でもHFCでのファスティングは、美味しいんです!それって断食でないでしょ!そうです。断食とは違います。


朝はレモンソルト水に始まり、午前中は、果物(プラス野菜)のフレッシュジュース、夕方は美味しい野菜スープの上澄み〜(中身はご家族が召し上がれ)、MCTオイルを一緒に取ることで、エネルギー補給ができます。


これらに、HFC代表の織田先生のブレンドした各臓器のデトックスに合わせたハーブを飲みながら、内臓ごと浄化していくという、超パワフルなファスティングです。


心身の健康を考えていらっしゃるみなさんが、気持ちよくファスティングに挑戦されますように!


この4月から、毎朝6時から担当させていただいています<朝エナジー>は、こちらのハーブファスティング クラブ内で配信しております。


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ハーブファスティング クラブにてファスティング実践者のコーチもしておりますので、もしご質問などありましたら、コメント欄からお尋ねくださいませ。



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