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3月頑張ったこと


気付けば今月も終わりを迎える。
あっという間に日々が過ぎてしまい、ハっとしたときには還暦を迎えていそうで怖いな、と常々思っているが、今月もあれよあれよという間に終わってしまった。

3月は非常にバタバタしていた。
息子の保育園の役員関連のこともあったし、次男の入園準備もあった。
義母と祖母の誕生日、なぜか夫たちのホワイトデーの品物の用意も私がして、今月は夫と自分の付き合っただの籍を入れただの、諸々の記念日もあったので、そういったことについてもせっせと準備をした。

年度末というだけあり、年末くらいの忙しさだった。
(実は昨年末は案外ヒマだったりした。)

2週間後には息子たちは2人とも日中を保育園・幼稚園で過ごす。
なんだか急に寂しくなって、次男に「保育園寂しくない?保育園いってなかない?大丈夫?」と聞くのだが、彼はケロっとした顔で「うん!大丈夫!先生がいるし~お友達もいるし~」と話してくれるので、拍子抜けしてしまう。

少し前までは「一刻も早く!保育園に!いってください!さあ!ほら!」という気持ちだったのに、勝手なもので手が離れるとなると空しくなるものだ。

話は戻って。
とにかく色々なことがあり忙しかった3月。

そういえば確定申告の提出にも行ったし、なんやかんやと仕事もまじめに?したと思う。
夫が3か月ぶりに1週間の出張にいったときは心身共に老いやら限界を感じ、メンタルにも体調にも支障が出そうだったが、自分と、そして子供たちを甘やかして楽をすることでなんとか乗り切れた。
(コレをやると「私って生産性のないクズ野郎だわ」とダークモードに入るが仕方ない)

仕事はありがたいことにいくつか新しい案件に採用していただくことができ、マニュアルを読みながらヒーヒーと執筆している。
来月はまた、各方面からお仕事を振っていただける可能性があるのでワクワクしている。

そういえば後厄のお祓いに行っていないことを今思い出したので、きちんと済ませておきたいところだ。

頑張ったこと、とタイトルにしたからには最も頑張ったことをやはり書くべきだろうか。
頑張ったのかどうかはわからないが、一応今年度は保育園で保護者会長をやっていたので、卒園式で祝辞を読んだ。

縮小縮小の小ぢんまりとした式になったが、園児保護者総勢60人くらいの前で話をするのは、やはり緊張した。
緊張したので、思ったより泣かなかったが、「祝辞」と言った後にもう色々こみあげてきて、「ウッ」っとなったら子供らが「なに泣いてんだこのババア」という目で見ていたのは印象的だった。(キョトンとしていたという意味です)

そして息子が「ママの話で僕も感動して泣きそうだったよ~」と、恐らく「感動」と言いたいだけなのだろうが、そんなことを言ってくれたのも嬉しかった。

「どの辺が感動的だった?」と意地悪な質問をしたところ「え~全部!」だそうで、なんだかまぁ、よかったのかなと。

ママ友にも親しい先生にもいい話だった、堂々としていてよかったとお褒めの言葉を頂き、とても嬉しかった。
久々に人前で話す緊張感を味わえたこと、保護者を代表し保育園への感謝と子どもたちへのお祝いの言葉を述べることができたのは、良い思い出となりそうだ。

コレが3月恐らく一番頑張ったし、印象に残っていること。

そして昨日、先生方の異動の情報が解禁された。
長男が年少でお世話になった可愛くて面白くて素敵な先生、そして個人的に大好きな副園長先生が、まとめて異動となった。

長男はもう通わないが、次男が4月からお世話になるので、私は引き続き保育園に足を運ぶことになる。
大好きな先生方に会えるのも、楽しみの1つだったのに、ショックすぎて、情報解禁15分後には長男を引っ張って花屋で目に飛び込んだ商品をひっつかんで、保育園に駆け込んでいた。

そして先生と抱き合って泣いた。

一晩経った今も、なんだか現実を受け入れられなくて、定期的にこみあげてくるものがある。いつになったら平気になるのだろうか、コレ。

先生からしたら異動なんて珍しいことでもなく、それに何百人と子どもたちを送り出してきているから、毎年の当たり前なのかもしれないが、久々に別れを突きつけられた齢32のオバサンには刺激が強すぎる。
嘘だといって頂きたい。

が、連絡先を交換するほどの仲でもないし、そもそも個人情報ごにょごにょという時代なので、何かあれば異動先にお手紙を送らせて頂きたいと思っている。

別れの季節は胸がざわざわと痛んで、常に鼻の奥がツンとするような、ずっとそんな気持ちですごしている。

が、少し経てば出会いの月になる。
性格的に別段4月にワクワクなどは抱かないが、新たな環境に飛び込んでいく子どもたちを見守り、サポートしていきたいし、単純に暖かな季節になるのは嬉しい。

今年は何とも微妙なタイミングで咲き始めた桜を眺めながら、来月はもっともっと良いことがありますように、もっともっと頑張れる自分でありますように、と思っている次第だ。

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