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加齢

30代に突入しはや2年。

急激な老いを感じている。


これまでも、加齢を感じる場面はあった。

大学に入った頃は9~18時まで講義を受け、ガッツリサークルでバスケをし、その後朝まで飲んだりカラオケしたりして、また1限から学校に行けた。

高校の頃も、週に5日くらいバレエのレッスンに行き、試験前は睡眠3時間くらいで一夜漬けをし、なんてことが可能だった。


大学を卒業して24くらいの頃に友人に会ったら「傷が治りにくくなった」という会話になった。

それでも、そのころは現役でまだダンスをやっていたので、体は元気な方だった。

長男を生んだ後も体調が悪い、などということはあまりなかったように思う(メンタルはやられたが)。


それが29歳、次男を出産した後はなんというかもう、疲れが取れず、一度床に腰を下ろしたらスっと立ち上がることができない、という日が半年ほど続いた。

「あぁ、こうして人はよっこらしょと言わないと立ち上がれなくなるのか」と痛感したものだ。


そして30代に入り、まじまじと鏡をみるとうっすらとシミができているところを見つけたり。

髪にアイロンをあてようと思ったら白髪を発見したり。

たまに9時間、10時間ぶっ続けで寝ると腰が痛かったり。

疲れが取れない、と思う日が増えた。

朝起きた時に鏡を見ると、すごいブスなおばさんが写ってるし。

おなかとおしりの肉は落ちないし。

ちょっと子供と走ったり暴れたりすると息が上がるし。


少し年の離れた友人は「スッキリ目覚められた日が数年ない気がする」と言っていた。

数年後の自分の姿か、と心に刻んだ。


昨日、必要な書類を探すために夫の部屋のクローゼットをあさっていたら、結婚式の写真が出てきた。

25歳、実に7年半前の私と夫。

若いなぁ。と思った。

そして両親や祖母、親族も、若いなぁと。


子どもはどんどん成長していく。

寂しいが、見ていて楽しい。

どんな未来が待っているんだろう。

どんな楽しいことをするんだろう。

こっちまで希望が湧くし、元気がもらえる。


しかし、自分が老いれば当然、親も老いる。

ウェディングドレスを着てほほ笑む私の隣に座る父は、シャンとしていた。

数年前に病気になってからは、すっかり元気がなくなってしまった。


年を取るって辛いなぁ、と思った。

私が生まれる前に祖父が他界したらしいが、私が生まれてからは、一緒に住んでいた家族は誰も死んでいない。

祖母も、父も、母も、兄も。

でもきっと10年以内には、誰かが欠けることになるんだろうな。

私が年を取るように、皆、着実に老いているのだから。


そう思うと、まだまだ「年で~」なんて言ってらんないな、と思った。

当然私より若い方もいるけど、一応長男の保護者の中では若い方だし。

年だ、なんて言ったら先輩ママにも怒られるな、と。


とはいえパソコン作業による肩こりや眼精疲労、からの頭痛、そして座りっぱなしによる腰痛には勝てない年齢になってきたようだ。

マッサージに行きたいし、ストレッチもするべきだなと思う。

着地点てきなまとめ的な話はないけど、とにかく最近体が痛いという話。

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