見出し画像

再雇用前に会社を辞めました! -43-

 こんにちは、ケロヨンです。

 先回の続きを書くよ。朝一番には事務所に来て欲しい、と言う社長の要望に応える為に9月16日俺は午前5:50に自宅を出発し、電車に乗って東京に向かった。事務所に着いて直ぐ社長室に行って挨拶し、事務所に顔出すと久し振りに会う同僚がみんなびっくりしていた。社長は俺を呼んだ事を従業員には話していなかったらしい。朝礼が終わって会議室に入って社長が話を開始すると思ったら、今日は来客が多くて直ぐに話が出来ないから関係部署の部長と先ず話を始めておいて、との事だった。ところが、その部長も女性事務職の方(Aさん)が急遽出社出来なくなった事でかなりバタバタしており、結局待たされる事になった。朝一番に来い、と呼んでおいていきなりこの段取りの悪さと、扱いの酷さは一体何なんだ!と腹立たしかった。俺は今回呼ばれたけど社長が勝手にパニクって騒いでいるだけだと言う事は明白だったので、午前中には終わらせて事務所を出て、東京都内の久し振りに会うお客様に顔を出してから帰ろうと思っていた。お客様には14:00にアポイントを入れていたのだが、社長に時間を引っ張られ、お客様のところに行く前に昼ご飯が食べれず、15:00近くになってから遅い昼食を摂る羽目になった。社長が話たかった事はわざわざ俺を東京に呼んでまで話す内容ではなかった。要はAさんが出社しなくなった為にその仕事をその部署のもう一人の女性事務職(Bさん)と男性営業係長(Cくん)にやってもらう事になったのだが、Aさんは適応障害だったので引継ぎを行う事が出来なかった。主に商品の出荷業務と注文頂いているお客様の事務の方とのやり取りをAさんはやっていたのだが、出荷業務マニュアルがある訳では無く、Aさんしか分からない業務フローでやっていた為現場が混乱し始めた、と言う事だった。出荷は毎日の事だったので出荷ミスが発生し、お客様への対応も片手落ちになっていた為ひっきりなしに電話が鳴り、その部署のメンバーは毎日夜23:00過ぎまで残業し疲弊しきっていた。社長は俺に何を期待して呼び出したのか?結局その日社長がやった事はBさんとの実務の話を事細かにヒアリングし、内容が分からないと俺に補足説明をさせる、と言う事しかしなかった。現場が混乱している事の原因はその部署の管理者(この部署の部長)が何も問題点の真因を追及せず、もぐら叩きだけしている事だったが、社長はその事(この部署の部長が管理能力ない事)を以前から気付いているにも関わらず何も手を打って来なかった。

 社長は俺にマネジメントを買って出る事を期待したのかもしれないが、昨年の酷い仕打ちを俺は忘れていないので全くそのような素振りを見せずに事務所を後にした。結論から言うと俺は全く本社に行く必要は無かったので高い出張旅費を社長は無駄に使わせた事になる。今回のような話だったらWeb上での会議で十分だったから。

 その後相変わらず現場は混乱しているが結局何も変わっていない。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?