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再雇用前に会社を辞めました! -81- 

 こんにちは、ケロヨンです。
先回は俺の営業手法を使った結果について書いたけど今回はその結果が得られた要因について書くね。
【営業手法 3の続きの続き】
 先回紹介したローラー作戦で大口の契約を取ったんだけど、その作戦を実行するに当たり、ある戦略を立てていたんだよね。
それは、「お問い合わせ」欄で問合せする時に書く文章の内容を工夫する、と言う事。下記する工夫に就いては「そんなの当たり前だよ。みんなやってるよ!」って言う意見も多いと思うけど、案外出来ていなかったりするんだよね。俺も前職での20代、30代は出来ていなかった気がする。
 それは、簡単に言うと「相手の立場になって文章を書く。」と言う事。
自分がその文章を送られて来た時、目を引くかどうか?って事なんだよね。
 最初の1-2行読んで「ああ、売込みか。この商材は当社(又は部署)に必要ないなあ。」って反応が殆どだと思う。
 ところが、この文章の初めに現在どこの上場企業も経営の中に必ず取り入れているであろう「ESG」の要素が含まれていた場合、ちょっと読んでみよう、と言う気になるんだよね。
 T社が扱っている商材は「環境、特にCO2排出量削減に寄与する。」商材なので、その特徴をお問い合わせ文章に最初の1-2行に書いて、目を引かせる、って事を意識して書いたんだよね。
 だから、読み手が「この商材だったら安いしCO2削減に寄与出来るなら採用した場合に企業価値に貢献できるなあ。」って賢い担当者は考える。
 事実そのような反応が圧倒的に多い。
このように、現在企業を取り巻く環境を上手く取り入れて発信すれば必ず反応してくれる人は居るんだよね。
 SDGsの17項目達成目標に就いては現在様々な意見も出ていて、本当にCO2削減する事が本当に地球環境を改善するのか?って言う論調も出てきている。
だけど、日本企業、日本国民は兎に角右向けと圧倒的多数が言えば右を向く国民性なので、これは未来永劫変わる事は無いと考えられる。
 だから、このような特色を逆手に取った戦略は奏功するんだよね。


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