「宇宙のラララ」について
宇宙に恋をした少年の歌です。
今回はボーカロイドの初音ミクではなく
AIシンガーの知声さんに歌ってもらいました。
「好き」なんて言葉ではとうてい片づけられず
もはや歌うことしかできなくなるような
(あるいはその他の言葉を使う以外のすべての行為)
そんな心の状態があるとおもいます。
本気で何かを好きになるというのは
そういうことなのかもしれません。
言葉よりも先に身体が動いてしまう……。
何かに夢中になった経験があるひとなら
きっと何か感じるものがある、
そういう音楽を作りたかったのでした。
そうなってたらいいなとおもっています。
今回のMVでは音楽のコンセプトとは関係なしに
短編アニメーションのようなものを作りたいとおもいました。
そこでkyさんにお願いして
4つの時代(原始、近代、現代、未来)を股にかけた
創造性の物語を紡いでもらいました。
アイデアが「降ってくる」という表現を
かわいいキャラクターデザインと世界観で描き出してくださって
ほんとうに素敵なものになったとおもいます。
ぼくがこれまでインターネットでぶつかった無数の星と同じように
この曲が、あなたの頭にぶつかるひとつの星になれたら
それは本当に最高なことだなとおもいます。
今回がダメでもいつか、そういうものが作れるように
これからもぼくは創作を続けていきます。きっと。
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