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「団体メンバー同士で共通認識が深まった!」信太地区振興協議会の井本真央さんから「シェアするBar@三田に行っTEMIL2024」の参加レポートが届きました!

NPO広報にかかわる人たちの学び&交流イベント「シェアするBar@三田に行っTEMIL2024」を2024年5月11日、12日に開催しました。参加者である、信太地区振興協議会の井本真央さんさんから、イベントのレポートをいただいたのでご紹介したいと思います☺

農山村集落の活性化協議会の活動のヒントが欲しくて参加

今回、イベントの世話人からお声がけいただいて参加しました。イベントのテーマである”自分たちらしい理念を言語化する重要性とその体験”という言葉を見て、現在進めている農山村集落の活性化協議会の中で、自分が感じている課題が浮かびました。

<課題の数々>

  • みんなの意見を聞きながらも、とりあえず前に進めるために言語化した目的や方針だけど、…これでよいのかな?

  • 理念を明確にしたいけど、話が散らばって集約できない未来が見える…💦

  • 理念を明確化出来ていないからこそ、自分たちの役割が見えておらず、「なんでも屋さん」になる危険性が…

こんな課題について、何かしらの知見やヒントになるのでは!ということで、申し込みをしました。

NPO法人の職員でなくても、広報担当者でなくても参加OKだった「NPO広報友の会」

参加前は「私はNPOでも、広報でもないけど、大丈夫かな~」という不安があったのですが、実際に参加されていた方々の肩書きは、NPO法人(自主事業、中間支援様々)の代表やスタッフ、広報の方々、フリーのデザイナーさんなど、「NPO広報さん」だけではなくて少しホッとしました!

photo:じぇい(永野純一郎)

住んでいる場所、年齢も、組織の規模も、様々な皆さんと、大きな家族になったような心地で、2日間を過ごしました。
立場は違えど、行政との協働経験や、地域協議会の経験があられる方など、共通点も多く、コンテンツ外でも色々なお話が出来て、リフレッシュになりました!

そしてワークやプログラムの中でも、立場が違うからこそ、尊重がベースにありつつ、色々な角度から一緒に考えることが出来て、たくさんの気付きを頂き、皆さんに感謝感謝です👏

”理念とは?””らしさとは?”が腹落ちしたグループワーク

今回、一番印象的だったのは、2024年合宿のテーマでもある「”自分たちらしい理念”を言語化する体験」のグループワークです。

photo:じぇい(永野純一郎)

2日間、理念構築のプロセスとして”らしさ”を対話で見つける体験、問いの探求を行いました。

今回、私たちが属する「信太地区振興協議会」は、理念構築のモデル団体として参加させて頂き、”らしさ”を言語化するために、グループの他メンバーから色んな問いかけを頂きました。

第1セッションでは、団体の”役割”を探る為に【団体としてすごく喜ばれた事業】をテーマに、

  • 誰の課題を解決した?

  • どんなところが喜ばれた?

  • どんなことを意識している?

  • 逆にどんな役割を与えられるとしんどいと感じる?

  • 一番労力を割きたいと思う対象はなに?

など、組織や事業の枠組みを明確化する為の対話を行いました。

さらに第2セッションでは、”らしさ”を探るために、価値観・強みの観点から深堀りを行いましたが、メンバーからの問いに対する私の返答が抽象的過ぎて、深堀りが停滞…(_)
すると、メンバーは私の感覚的な回答に合わせて、感覚的な質問にシフトチェンジしてくれました。
問いのレベルの高さに助けられましたし、この出来事に対しても、「すごく良い学びになった!」と言ってくださったメンバーが温かかったです。

結果的に、私が携わっている農山村集落は「察する文化」が残っており、
らしさを言語化する必要性を理解したうえで、言語化しすぎると地域らしさが失われる可能性もあるので、対象や取り扱う事業によって、言語化の抽象度も変わってくるのでは、という学びが得られました。

photo:じぇい(永野純一郎)

このワークを通して、改めて”理念とは?””らしさとは?”が腹落ち出来たことが一番の収穫でした。
まだ、事業を開始して間もない団体なので、じっくり地域の温度感を見つつですが、2年以内には、ワークショップなどを通じて理念構築に取り組んでいきたいなと思います!

拠点作りの参考にもなる「TEMIL」にパワーをもらう

TEMILには、あと3泊くらいしたかったです!笑
合宿中ふと横を見ると、お山や大きなメタセコイアの木が見えて、
子どもたちが遊んでいて、とっても心地よかったです。

photo:じぇい(永野純一郎)

地域コミュニティの拠点作りにも取り組んでいるので、
場の作り方のハード・ソフトの両面で学びになりました^^

photo:井本真央さん

天気が良かったので、外で瞑想のプログラムをしたり、朝少し早く起きて、フロントの心地よいソファに座って、久しぶりに絵本を手に取ってみたり、読書をしたり…

このTEMILというフィールドからもパワーをもらって帰りました!

刺激と心地よさのバランス、イベント全体に学び

テーマである理念構築が一番持って帰りたいノウハウだったのですが、
合宿全体を通して色んな学びがちりばめられていました。

photo:じぇい(永野純一郎)

個人的には、

  • 刺激と心地よさのバランスの良いイベント運営

  • チームビルディングやアイスブレイク、組織のマネジメント

に関しても、学びやヒントを得て、ニンマリしながら帰りました!✌

私は、「NPO広報」でもなく、友の会イベントも初体験だったのですが、
合宿を通して、

  • NPOなどの組織に属していて、視座を上げたい人。

  • 事業の枝葉だけでなく、根幹を理解した上で事業や日々に取り組みたい人

上記の方々にお勧めなのではないかと思いました^^!

今回同じ団体から、新任のメンバーと一緒に参加したのですが、ワークショップを通じて、同じ団体のメンバー同士での共通認識が深まったね~と、2人でホクホクしながら帰ることが出来ました。

なので、同じ団体から2人以上で参加すると、より良い学びになるかもしれません♬

次回も合宿があれば、是非参加させて頂きたいと思っているので、
このレポートを見てくださった方とお会いできるのを楽しみにしています^^!


このレポートを書いてくださったのは…井本真央さん

photo:じぇい(永野純一郎)

“earthman”の屋号で、里山と生かし合う暮らし•社会づくりをする傍ら、橋本市の地域プロジェクトマネージャーとして里山集落活性化プロジェクトを地域住民、行政と進めている。


NPO広報友の会とは?
NPOの広報力を高めたい人・NPO広報に関わる人たちのサードプレイス。ゆるやかなつながりと切磋琢磨の場をつくり、ありたい未来に近づける力をチャージする集まりを目指しています。会のご紹介はこちら

NPOの広報にかかわる情報交換をしたり、相談しあえる毎月末のオンラインランチ会を毎月最終水曜日に開催しているほか、年に一度、上記のような学び&交流のイベントを開催しています。

*「NPOの広報にかかわる人」=NPO職員でなくとも、NPOを支援する立場の人でもOK。非営利活動またはその活動の支援であれば、法人格は問いません☺

参加してみたいという方は、メルマガでURLとパスワードをお知らせしていますので、こちらのメルマガ登録フォームにご入力ください。
(登録後、認証メールが届きますので「メールアドレスの認証」をお願いします。認証メールが届かない場合は、入力アドレスのご確認・迷惑メールフォルダのご確認をお願いいたします)

2024年のイベント・オンラインランチ日程

2024年のイベントは下記の日程で行う予定です。

2024年5月29日(水) オンラインランチ
2024年6月26日(水) オンラインランチ
2024年7月31日(水) オンラインランチ
2024年8月28日(水) オンラインランチ
2024年9月25日(水) オンラインランチ
2024年10月30日(水) オンラインランチ
2024年11月27日(水) オンラインランチ
2024年12月25日(水) オンラインランチ

ご予定に入れておいていただけると嬉しいです!

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世話人について
林田全弘(株式会社ガハハ デザイナー):Twitter
槇野吉晃(認定NPO法人サービスグラント関西事務局/はしのまち映画会 代表):Facebook
マキノスミヨ(ビッグイシュー・オンライン 共同編集長):Twitter

世話人のイベント登壇予定
*林田全弘
・月2回実施している、Youtubeライブ。
最近は、Canvaのデザインフィードバックをライブしています。
https://www.youtube.com/design4npo

*はしのまち映画会
6月2日『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』上映会
https://hashinomachi-movie.jimdosite.com/

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