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解無き黙想にアルコールを流し込む

人の行き先
親から受けて子へ繋ぐ場合もあれば、先人から学んだことを若人に繋ぐ場合もある。少しずつ形を変えながら、時々戻りながら。変わるものもあれば変わらないものもある。あまり詳しくはないけどモーツァルトの曲はきっとまだ最前線にいる。

結局、人類はどこに行きたいのだろう。馬鹿らしいな。鼻で笑いながら書いてる。

人類の行き先なんて思いつかない。そもそも人類のゴールってあるの? ない気がする。繋ぎ目にいる僕は何をすればいい? 楽しめばいい? 謳歌せよ人生だな。
ゴールを考えることがすでに忙しない。ただ繋いでいきたい。繋ぎ目だから。続くことが目的でもいいように思う。繋ぎ目に多くの幸せが溢れればいい。

地図という紙に鉛筆でひかれた線
なんか全体的に”右”に傾いている。増していく角度に漠然とした不安が募る。

僕は日本に生まれた。だから出会った人達は日本人で、みんながいなくなれば悲しいし、やりきれない。

もし僕が韓国に生まれてたらどうなんだろう。出会う人たちは韓国人で、いなくなればやっぱり悲しむと思う。

生まれる場所が違えば友達のはずなのに。

僕は”たまたま”日本に生まれた。ただそれだけだと思うのは軽すぎるのかな? 日本史は好きだし、日本の文化も素敵だ。スタジアムでゴミを拾い、自動販売機が町中にあることが普通の民族性も誇らしい。

僕は繋げればいい。武器はいらない。

どっかの惑星に生命体がいて、サッカーの宇宙カップでも開かれれば地球は一つになれるのかな。

嫌いになるのは好きになるより簡単だから
善意も悪意も”意”志を含む。当たり前なのに気づいたのは文字にしたとき。それなら、どちらにだって転ばせられるし、僕の自由だ。

「眠れない」ってつぶやいた僕に、寝ぼけた妻が「マッサージしてあげる」と僕の手を取った。押されたところは”眠気防止”のツボ。
わざとなの? 眠れないって言ってんのに。と苛立つこともできたけど、とりあえず苦笑して受け入れた。妻はそのツボだけを何度か強く押すと再び眠った。きっと心配してくれたんだろう。それでいい。嫌うことはむなしい。
朝になって笑いながら伝えると妻も笑ってた。

嫌いになろうと思えば嫌なことなんて幾らでも見つかる。容姿、性格、センス、スタイル、扱う言葉、それらが完全な人にお会いしたことはないし、全てを満たす人はきっと人間じゃない。

嫌うときは相手の都合なんておかまいなしだ。自分優位。優越感も漂う。
好きになると相手も好きになってほしいと思うのって自然な感情で、相手の都合もあるからそれって結構難しい。

だけど、あなたを好きになれたらいいな。


答えがないことを知りながら、巡らせて変に冴えた頭をアルコールで溶かしてベッドに向かう。くだらなすぎるから一杯でじゅうぶんだな。

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