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煌びやかな素敵な空間で尻を出した29歳の秋


派手な店内でおじいさんがショーしてくれる店行くかー?とタコ社長に言われ、早数年(多分2年くらい前)。

おじいさんのショーって???と思いながらいつかは行きたいと思っていたお店に遂に行ってきた!

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その名も、よーかんちゃん@鶯谷
おじいさんの名前がよーかんちゃん(81)。

その昔、芸人だったらしい。
髪も青に染まってて素敵だよ。

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店内に入ってびっくり。
派手とは聞いていたが、こんなに派手なのかと。
ごちゃごちゃしているようでおしゃれでかわいい。
天井のCDもいい感じすぎる。
空間を育てるって楽しそう。

Vogueの撮影も来たみたい。

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壁には今まで来店した人たちの名前シールやらが貼ってあった。
(あのシールって正式名称あるの?あの歌舞伎みたいな、浅草に売っているようなシールね)

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その中に見つけたたこ焼きのお名刺。かわいい。うれしい。


席について、よーかんちゃんとお喋り。
会話の中で色々上手いことを言ってくれているのであろうことは伝わるんだけど、肝心の内容が私があまりにも物事を知らないがために、なんだろ?と伝わらないこと数回。

こりゃ参ったなと言われる。

話題を変えて、男はいんのかい?結婚は?と恋愛トークに移る。
男もいなければ、結婚もしたくないと言うと、また参ったなと言われる。
(イケメン富豪がいたら話は変わってくるであろう)

もはや、腹減りすぎてずっと食べまくっていた。こんな空間にそぐわないっと言ったら失礼かもだけど、美味しいご飯が次々と出てくる。

お刺身に煮物にそうめんに生姜に肉巻かれたやつ、春巻きにさわらの塩焼き、スペアリブにお餅まで・・・!
(お肉抜き実験期間にも関わらず、思わず食してしまった)

写真はお刺身しか撮ってなかった。

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そして店内の照明の色味のせいで全然美味しくなさそうに映ってるけど、ちゃんと美味しかった!無心で出されるがままに食べたけど、普通に食べ過ぎだよね。

通りで腹千切れたわけよ。

そして待ちに待ったよーかんちゃんのショー!
タイトルは不明だが、
(なので私が勝手にタイトル風にする)
1曲目「絶対にマイクを離さない」歌から始まり、

「お尻パンツ」

「彼岸花」

「温泉」

「ぴーちゃん付き合って」などなど。

覚えて一緒に歌いたいのに全部オリジナルソング。
そりゃShazamしても、Apple Musicしてもヒットしないわけね。
レパートリーすごいって言ったらもうこのお店40年くらいやってるらしい。

81歳のおじいさんが歌詞も見ずにしゃきしゃき歌って踊って、それを見て私まだ29歳じゃん!って思わされた。本当に。

コロナの間に30歳になるからワーホリ行けなくなる・・・なんて年齢気にしていたのがあほらしい。ワーホリじゃなくても海外行けばいいじゃんね。

1日だらけちゃったり、ニートになりたいなって思ったり、時間を無駄にしたなと思うこともあるけれど、81歳だって元気なんだからあと52年は余裕だよと補償された気がした。

でもこんなに元気でやっていられるのもとても迫力のある合いの手を入れてくれる奥さんの支えもあるんだろうなって思うと、やっぱり結婚ってマストなの?って考えたり。


最後に、よーかんちゃんがショーで使っていた小道具のお尻パンツをはいてみたいと言う私に、「これはきたいって言われたのは初めてだ」と貸してくれた。

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似合うよね?

とてつもなく元気になった時間であった。

よーかんちゃんももちろんだが、いつも知らない世界に連れて行ってくれるタコ社長に感謝。

この空間が気に入りすぎた結果、私の30歳の生誕祭はよーかんちゃんで決まり。

友達100人呼ぶ勢い。


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