褒められた人

今日はセミナー主催の当日。

ひと仕事終えた感じ。

と言っても、実際に登壇するわけではなく、登壇者の前座で紹介をしたり、セミナー後に参加者さんからの質問を投げかけたり、というお仕事。


登壇をする方に「緊張しませんか?」と伺ったら「いや、全然、緊張はしないですね」と。すごい。

おっしゃっていた通り、台本もないのにすらすら話すし、「伝えたい内容があるんだな、見せ場を知っているんだな、場数を踏んでいるな」ということがすぐにわかる。

セミナー登壇者ってもはやパフォーマーでは?という。

「初回なのによくそんなに緊張せずにできますね?」と聞くと「いや、自分の知ってる分野ですし、話し慣れてますから」と。いや本当に、その通りでございます。すごい。(2回目)

どうしたらそんなに話せるのかな?って思うけど、結局、興味と愛と場数。

そして、言葉として発することで、人は自分に呪文をかけて覚えていくんだと思う。音とか、リズムとか、流れとか、テンポとか。


もちろんパフォーマンスが凄い、というだけのセミナーじゃなかった。

この会社さんは、お客さんとモノを作るときに、たくさん会話をして完成形を一緒に考える。そして納品した後も、一緒にその成長を見守る。通信簿も提出する。

デジタルで経過が追えるものだから、データが出せる。

「こんなツールがあるのか」と勉強不足を痛感したし、何よりも「う〜〜〜んやってみたい!」って思った。完全に引き込まれてる人だった。脱帽です。


新しいことを知る日々。

そして、自分が無知でのたうちまわりたくなる日々。

今日も本当に、良い機会をいただいたし、自分もこうやって仕事をしたいなと思った。でもそれを伝えたら、

「いや、あれだけアドリブで司会回せる方がすごいですよ、逆に緊張しないんですか?おかげでセミナーにとても集中できました。」

と。

あ、そういえば司会中緊張してなかった。


会社の先輩に聞いても

「セミナーの司会を気楽って言って回せるのはすずきさんだからでしょ。俺にはできないよ。」

と。


こうやって書くと自分アゲ!!天才!!って言いたいだけの人になるけど、そういうことじゃなくて。

結構、周りに言っていただいた言葉たちを信じれなくて。まずこういう時に思うことが

「ああ、みなさん優しいな。気を遣ってくれなくて良いのに。」


本当に、ナチュラルに、こう思う。

だって自分は得意だと思ってないし、出来てると思ってない。

でも先輩曰く(めっちゃ先輩に相談しとる)

「ポジティブ評価が出てくるってことは、その人を認めてるからだよ。だから素直に受け取るだけで良いじゃん。」

・・・泣いていいですか?ありがとうございます。


今日もたくさん、学びのある日だった。

・理解とは、興味と愛

・セミナー登壇は場数

・ポジティブ評価は受け取って良い


もっと良いセミナー運営をしていくために、アドリブ以外でも、「物凄い準備してしっかり運営する司会者」になりたい。(ご迷惑はかけなかったけど、実は運営ミスが多かった・・・)


「これでいっか」という妥協点を探す仕事をしない。

「こうしたいんだ」を叶えるために仕事をしたい。

生活も、人生も。


万年逃げ癖人間。でもやらなきゃなんねーときはやるという、謎の度胸だけが一人歩きしそうで怖い(すでにしてる可能性高い)。

褒められた自分を大切にして、伸ばして、できないところはできなくていいけど、「できない自分」が「褒められた自分」の足を引っ張る存在にならないように。そんくらいでいいや。


note2日目。

たらたら書いてしまった。今日はたぶんもう眠い。

目次とか画像が付けられるらしいので、挑戦してみよう。

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