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りゅうみゃく

 風は龍穴へと注ぎ込んでいるはず。おひがしさん広場は風の通り道らしい、一体どこへ。たぶん京都駅あたりへ吹き込んでいたんじゃなかろうか、だってサンダーバードが止まっていたし…

 三月二十日ははちゃめちゃな一日だった。フェリーから瀬戸大橋を見ていた時の陶酔感とは全くの別物。(なんとなく海の感じはお酒で酔っぱらった時みに似ている)

 突風、悪寒、雨あられ等恐ろしいものを全部詰め込んだような天気だったから。
 昨日何しに京都に行っていたかというと、こもれび書店さん主催のブックイベント「おひがしさんブックパーク」に参加しに行っていました。


 売り上げだけで見ると散々な結果でした…
 あまりの荒天に1時頃にお店を退きました。びしょびしょになった本をもって新快速に逃げ込んだ悲しさ…人身事故と強風の影響でダイヤもむちゃくちゃになっていて、帰るのも一苦労でした。敗走の一日だった。
 リリオム君もやむを得ない事情で来れなかったし、何かとついていなかったです。やけになって長田で飲んでいたらいつの間にか意識が無くなっていて警察署にいたし、ほんとにもう、むちゃくちゃ。悲しい!!疲れている時にお酒を飲んだら危ないですね。長田の人が優しくて助けられました。ごめんなさいとありがとう。




カンガもびしょびしょになりました

 でも面白かったことの方が多かったです。というか全部面白かった、身体の痛みや寒気とは別になにかとてつもない解放感があって。すごいイメージ、涼子さんがむしゃくしゃして降ってくるわけのわからない心象風景みたい、そんな中を泳げて来たような。心でも身体でもない別の何かが温かかったです、昨日はどんな日だったんだ。
 謎の金持ちそうな外国人がお酒の絵を買ってくれたり、小説も謎に売れたり。今までにないことばかりおきました。こもれびの人が「嵐ではじまると伝説になる」と言っていたけど、本当にそうかも。今年が何か致命的で伝説的な年になりそう。こんなことをどろどろの上着を洗いながら昨日のことを思い出しています。

とんでもなくいい予感があるけれど、もしかしたら昨日の風みたいに身体には多少効くかもしれない。どんなことがあるんだろ、お風呂場がシラスのにおいでいっぱい。最悪、最低? 

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