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【 適応障害とわたし 】

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適応障害体験記のようなものと、うつに関するお話。
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2021年12月の記事一覧

【休職中】傷病手当金を貰おう

こんにちは、こんばんは。 #お金について考えていること というお題が開催されているみたいなので、 それに乗じて傷病手当金のお話を。 適応障害になり、休職を前向きに検討し始めた際、 仕事について以外で1番不安だったのが 「お金どうしよう…」という点です。 休職中は仕事をしないのですから、給料は勿論発生しません。 (但し会社によっては手当があるところもあるみたいです…!) 貯金は無いけれど、実家を頼るのは難しい。 でも車のローンやクレジットカードの支払いは来月も来るし、 病

無職なわたしの2021年

こんにちは、こんばんは。 もうまもなく2022年がやってきますね。 洗濯機の洗浄とトースターの掃除ができたから、 あとはお風呂に入って自分を綺麗にしたら大掃除終了ってことで。 (まともに大掃除してない系無職) 今年は丸々1年、お仕事には就かず、 とにかく体も心も、自分を休める為の1年でした。 せっかくの大晦日なので、月ごとの振り返りをば。 しかし、かなり長くなってしまいました...。(2000字超え) あとがきを振り返りの先に書いておこうと思います。 〈あとがき〉 細

わたしは娘だった

昨年、こんな記事を書いた。 事務作業もできず、電話も怖く、まだまだ塞ぎ込んでいた時の話だ。 その中で両親をあまり好きでない、 という話をしたけれど、今年その溝が少しずつ埋まった。 これが、わたしのメンタル不調の回復に大きな影響を与えたように思う。 きっかけはふたつあった。 ひとつめは両親へ「わたしの取扱説明書」を渡したこと。 5月に帰省することを唐突に決めたわたし。 あまりメンタルの調子は良くなく、 友人に元気を貰いに行くつもりでの帰省だった。 ただメンタルの調子

さようならはまたあした

「もう、死んでしまおう」 そう心から考えたことのある人はどのくらいいるのだろうか。 類は友を呼ぶ、ということなのか、生まれてからのこの24年で 心の不調を訴える友人はわたしの周りには結構多く、 その中でもわたしは3人「そう」考える人を止めた経験がある。 あ、4人だ。自分自身も含めて。 多いのか少ないのかはわからないが、 そんな話を持ちかけられる存在でいられたことは嬉しく思う。 いやもちろん、そんな話が出ないのが一番幸せではあるが。 ◇ 「そう」考えた人が生きているのは

ダラダラが大事なの。

先日、本屋をふらついていると メンタルケア書籍のコーナーが作られていました。 「今更な気もするけど」この表紙を見て、ふと伸びる私の手。 患者の個別性、時代背景の変化、 それによって引き起こされる適応障害、 それらに医療は対応できているのか─ その答えはノーである。 そんな導入から始まりました。 ◇ 仕事を辞めて1年ちょっと。 適応障害と診断されて早1年5ヶ月。 抑うつ気分も随分落ち着いてきて、きっとあと少し。 それでも薬は手放せない。薬無しには眠れない。 そのくせ日中