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見えているものはその人の一部分、表面でしかない

どれだけその人のことを理解したつもりでいても、見えているところでは一部分でしかありません。
その人の価値観、実体験、環境、全てを把握することは難しいですし、言葉の裏側にある想いまで想像することが必要です。

金メダルを掲げているオリンピック日本代表のサッカーが盛り上がっています。フランスを破った強豪メキシコにもしっかりと勝ちきり、グループ首位に。決勝の舞台も夢ではないかもしれません。
サッカーを見ると思い出すシーンがあります。

2006年W杯でフランス代表不動のキャプテンであったジダン選手がイタリア代表のマテラッツィ選手に頭突きをしたことで一発レッドカード退場になりサッカー界史上でも類を稀に見る、世界中のサッカーファンが騒然とした出来事でした。フランスは結局PK戦の末負けてしまいました。
色々な推論が飛び交う中で、家族に対しての差別的発言だったと言われています。
真相は当事者同士にしかわかりません。

何が悲しいかって、茶化すようなコンテンツがネット上で生まれていたようです。
匿名で済むネットの世界では、そういったことが蔓延ります。
有名になるということは、そういう世間からの心ない言葉を浴びさせられる、リスクがあることです。

誰もが当事者になり得るにもかかわらず、茶化すことや馬鹿にすることをやめる人が一定層います。
表面しかわからないことに対して、言及したり、ましてや茶化したりすることは、とても危険なことです。

表面しか見えないけど、本質を分かろうとすることは大事です。
そして、もちろん分かったつもりになってはいけません。

つねに、相手への想像力を働かせて、行動していくしかないと思います。


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