やっぱり手紙が好き

会話、電話、SNS、メール、手紙・・・

伝えるためにはいろんな手段があるけれど、私は手紙が一番好き。

その人にしか書けないし、一文字一文字に思いが詰まってる気がして。

もらうことも書くことも滅多にないんだけど。

その特別感みたいなのも好き。

こないだ貴重品の整理してたら、

予備校の職員時代に塾生からもらった手紙たちが出てきたの。

手紙って不思議で。

一緒に過ごした思い出だとか、その子の性格や人柄とか、思いとか、

その当時の記憶が一瞬にして蘇る。

いや、むしろ私が当時にタイムスリップしてるのかもしれない。

やっぱり一番嬉しかったのは、

「（私）さんのお陰で、辛かった受験勉強も頑張れました。」

とか

「あの時、励ましてくれてありがとうございました。」

とか。

もう、それだけで胸がいっぱいになって　涙が溢れて止まらなかった。

「ああ、この仕事を選んで本当に良かった。」

手紙をもらった時も、きっとそう思った。

７〜８年経っても、その職を離れた今でも、

同じことを思えるって本当に幸せ者だと思う。

そう思わせてくれるチカラが手紙にはある。

あの子たちは、元気にしてるかな。

どんな大人になってるかな。

知りたいけど、知る術もないから。

どうか、元気に幸せに過ごしていますように。

高校生ながら、感謝を相手に伝えられる子たちだから

きっと素敵な大人になってる。

君たちのおかげで、私も

「誰かに想いを伝えるときは、手紙を書こう」って思えたよ。

ありがとう。