物語には死が必要

長いドラマになればなるほど、
どこかで誰かが死ぬ。

それは、同情されるような、いわゆる悲しい死だ。

長いドラマには死が必要。
それはなぜか。

我々、生きている者に覚悟が必要だからだ。

死への覚悟。
死への覚悟が芽生えるからこそ、
今を生きることができる。

死を感じることで、今を感じられるのだ。

今というのは、
生きているということは、
いつか死ぬということだから。

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