素人株式投資2(1Q決算発表チェックポイント)

3月決算の私の保有銘柄の1Q決算が一通り終わりましたので、雑感を。素人株式投資1で決算発表の重要性と決算発表日の調べ方について簡単に書きましたが、決算発表の結果及び実際の値動きがどうだったか、気付いた点についてメモメモです。

通期業績予測の修正の有無

Q1から業績修正をする企業はあまりないかと思いますが、1社の投資有価証券売却により特別利益を計上したことによる業績修正がありました。これに伴い、増配も発表。ただし、営業利益や経常利益には修正がなかったため、一過性のものという判断か、直後に暴落前ほどには戻りませんでした。ので、買い増しました。現在は暴落前の高値にじわじわ近づいています。他の5社は決算修正がありませんでした。

対前期比

Q1業績は、1社は対前期比アップ、残りの4社は前期比ダウンでした。前期比アップの1社についても決算直後は暴落前ほどには戻りませんでしたが、徐々に戻しつつあります。残りの4社については、決算資料を読むと、前期比の原因は前期に一過性の利益があった場合等、前期が特別良かったことが原因となっているところがほとんどでした。しかしながら、株価ニュースとしては、”X%減益”とショッキングな見出しになります。

通期目標に対する進捗率

対前期比経常利益アップの1社については、進捗率も過去平均を上回っていました。こちらは本来の業績自体が好調なので、今後の四半期決算で上方修正が期待できます。にもかかわらず、決算直後はそこまで跳ねませんでした。折り込み済みなのか、機関が値を抑えているのか、市況なのかわかりませんので、2-3日様子を見て、値動きが安定しているのを確認してから買い増ししました。他の4社については、元々Q1の進捗率が低い傾向にありますが、進捗率が低いと、本当に通期目標を達成することができるのか不安になります。前期比マイナス+進捗率低が原因か、翌日は大幅に下げました。ただし、日銀利下げ直後の月曜の値段を除くと、決算発表直後が底値になっています。

学び
1. 表面的な記事(減益、進捗率)に動揺せず、必ず決算資料を見て、原因を確認する。
2. 決算発表後、2-3日値動きの様子をみてから、売買判断する。


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