poyayayayan

北海道の片隅に生息。Perfume、SOFTBALLET、古い建築物、細かな装飾、猫、大好き。2024年に自覚症状何もないまま甲状腺がんと診断されたけど、流れるように、楽しく生きたい人の呟き。

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北海道の片隅に生息。Perfume、SOFTBALLET、古い建築物、細かな装飾、猫、大好き。2024年に自覚症状何もないまま甲状腺がんと診断されたけど、流れるように、楽しく生きたい人の呟き。

最近の記事

伝わらない気持ち

甲状腺がんでした その8 不安が積もる夜 手術後に移された本日のお宿ICUでの状態は、 ・両腕に何か(点滴)繋がれてる ・首というか頭動かしたくない ・とにかくだるい ・暑い(汗かいてる) ・声は出るが出しにくい ・喉がめっちゃ痛い! どのくらい痛いかっていうと、 強烈な風邪ひいて喉真っ赤で咳き込みまくった後くらい。 喉が痛すぎて用意されてた夕飯を断ったよ… あと肝心の首についてですが、 痛くない。 切ってるのに不思議。 痛み止めが効いてるのかなと思った。 あとはもう

    • ステキな衣裳だらけの展示会

      もう終わってしまいますが、 東一丁目劇場施設で開催中の、 Perfume COSTUME MUSEUM へ行ってきました。 Perfume大好きで色々追い続けてきましたが、 衣裳だけで展示会! しかも札幌会場! ありがとうありがとう! 北の大地までは来てくれないと思ってた…! この展示会、 ホールにあるこのパネルと、 最後の方の展示は写真撮影可となっているので、 とりあえず入って初期衣装に感激後、 出口付近は撮影祭になります。 保存容量は空けてから行こう。 あと音声ガイ

      • 手術終わったら安心した

        甲状腺がんでした その7 起きたら声出しが重要でした 麻酔から目覚めたら、看護師さんが叫んでました。 「聞こえますかー?声、出せますかー?」 ガチャガチャ、ガヤガヤ、音がする。 声。 出せるのかよくわからないけどこれだけは言いたい。 ”気持ち悪い” 「はい吐き気止め入れまーす!」 寝て起きただけなのに、気持ち悪くて吐きそう即吐きそう。 腕のあたりから何か注がれてる感じがして安心する。 声は掠れてたけど意思が伝わって良かったよ。 今この寝た状態で吐くと顔面に降りかか

        • 扱いは慎重に…

          甲状腺がんでした その6 いつもどうしてるの? 朝起きたら飲食禁止の手術日。 9:00に手術開始なので、その前に看護師さんが迎えに来てくれる。 「これから移動します。すぐ行きますよ」 面倒くさそうな態度の人が来ました。 20代前半くらいの若いおねーさまだったけど目つきがキツイ。 「荷物?どうするんです?」 私が手に持ってる荷物を一瞥してからのどうするんです発言。 昨日の看護師さんがICUに行くときワゴンに乗せて持っていきますって… 「…はぁ?なんて聞いてたって?…

          先に教えておいて?

          甲状腺がんでした その5 入院の翌日には手術です 入院期間は1週間の予定。 入院の手続きが終わったら、朝イチで麻酔科を受診。 麻酔担当医から麻酔についての説明。 「手術が終わったら、そのままICUに入ります」 …待って。耳鼻科でその単語聞いてない。 もらったスケジュール表にも書いてない。 噓でしょ説明足りてなくない? 当日知らされるICUご一泊に、私も付き添ってきた同居人も狼狽える。 病棟に入ったら入ったで、 病棟看護師「説明あったと思うんですけど、手術が終わっ

          先に教えておいて?

          普通はいないと思うけどひっそりいたりする

          私のお気に入りの動物園、札幌市円山動物園。 これから行かれる方は、ぜひレッサーパンダに会いに行って欲しい。 建物内の展示室に足を踏み入れて欲しい。 展示室に入ったら、ガラスの中だけを見て満足せず、天井まで見て欲しい。 たまに、自分が入った展示室内にレッサーパンダがいたりする。 天井の方にいることに気付かないで帰る人もいるけど、ものすごくもったいないと思う。 梯子とか掛けてあって可愛いので、ぜひ視線を上に向けて欲しい。 あと冬場は、雪の中をお散歩する姿が見られるの

          普通はいないと思うけどひっそりいたりする

          美味しいものを一緒に

          治療のためとはいえ、食事制限中である。 かなり厳しい。 昆布系のもの全て、海藻類、ほぼ全ての魚、増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、増粘多糖類…その他諸々… 入りすぎじゃないかってくらい色々な物に入ってる入ってる入ってる… それ排除したら食べられるもの限られまくり… 夏なのに食べられるアイスなんてあずきバーとハーゲンダッツとあと数種類のみ… 外食禁止、買い食い禁止。 気軽にコンビニ寄れない。 食べてはいけないものだらけ。 結構ストレスよこれ…。 そんな中、ものすごく気を

          美味しいものを一緒に

          情報量と悩みと決断と

          甲状腺がんでした その4 決めたいけど即決できない 優柔不断に加えて流れるように語り続けられる情報量と緊張で、メモ取ってたけど日本語になってなかったよね…『どうしたい』とか書いてたよね…それは先生に聞かれたことだ私… 甲状腺がんと診断されたらどうする ③検査結果が出たらどこをどこまでどうするか 大きな病院での検査結果も逃れようのない甲状腺がんでした。 右側の甲状腺に腫瘍1cm。 リンパにも飛んでる。 そうなると手術の話になるのだけれど、その場で決めなければいけないことが

          情報量と悩みと決断と

          美味しいものを、好きな人と

          5週間に及ぶ食事制限が始まる前に、と友人がランチに誘ってくれた。 FIKA CAFÉ Lagomのパンプレート。 どのパンも、サラダも、美味しかった。 あまりに美味しくて、同じパンを帰りに買った。 他愛もない話を、好きな人と、笑いながら話せる幸せ。

          美味しいものを、好きな人と

          結果はすぐには出ないのでとにかく待つ

          甲状腺がんでした その3 検査検査検査 2024年になっても病院同士、FAXでやり取りをしていることに衝撃を受けた。 プリンターから綺麗に出力する仕様にはまだならないの…? 予約票、地図なんて潰れて真っ黒になってるんだけど。 甲状腺がんと診断されたらどうする ②手術してくれる大きな病院で最初から検査 大きな病院にて、初めましてのH先生は、新しい情報が見たいからごめんね~と、検査を色々盛り込んでくれました。 「採血とエコーと、針刺して細胞とって、あとCTかな」 CTと

          結果はすぐには出ないのでとにかく待つ

          初めてのネパール料理

          金土日の週末だけ営業しているという、北海学園大学の近くにあるイエティキッチンさんへ行ってきた。 魚の形のプレートが可愛い…そして料理も美味しい… モモは皮もちもち、中はお肉たっぷりで美味しかったです。 ネパールのカレーうどん”トゥクパ”が気になるので、また行きたいお店。

          初めてのネパール料理

          美味しいが詰まっていた

          六花亭の、ブルーベリーみつまめ、というものを買ってみた。 美味しいと聞いて、開けてみた。 生のブルーベリー、生のブルーベリー、生のブルーベリー… ブルーベリーの量がすごい… 生のブルーベリーに、ブルーベリー味の寒天が入っていて、シロップもブルーベリー味で、とっても…美味しい… もっと買えばよかった…! 1個じゃ足りない…!

          美味しいが詰まっていた

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          甲状腺がんでした その2 紹介先を告げられる ファミレスで早くご飯食べたいなぁ アナタはがんですと、ドラマでありがちな診断されてるのに、思ってたのはこれである。 病気関係ない。 目の前でものすごく大事な話されてるけどこれだ。 検査と診察の長話でもう夕方だったから。 悲観とかそういうものはまだない。 自覚症状ない。 でも数値は悪い。 エコーで腫瘍が見える。 首を触っても自分ではよくわからない。 それでも甲状腺がんは確定している。 がんと診断されたでしょ。 その場で次、

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          通りすがりの者ですが

          通り道に、小さな神社がある。 周囲を木に覆われていて、ひっそり、でも手入れはされていて、冷蔵庫くらいの大きさをしたお社と鳥居だけの神社。 なんとなく気が向いて立ち寄った時は、お賽銭を入れることにしている。 お願い事はしない。 三重県人の同居人が「伊勢神宮の正宮でお願い事したらあかん。あそこは感謝を伝える場所や」と常々言っているので、それ以来なんとなくお願い事をするのはやめたのだ。 が。 今年、手術をすることになり、無事終えられますように、そうこの神社にお願い事をしてしまっ

          通りすがりの者ですが

          自覚症状ないけど病気はあった

          甲状腺がんでした その1 はじまりはじまり おかしいなと思って病院に行くと、病気が見つかった。 人生の中で病気が見つかる時って、なんとなくそんなものだろうと思っていたけれど、自分の場合は、違った。 2年前の、職場の健康診断。 内科診察で、初めて会う先生が私を見るなり、無言になった。 なぜか視線はちょっと下。 「…あなた、甲状腺、大きいわね」 こうじょうせん。 聞いたことあるけど、どこにあって何をしているものなのかは知らない。 その女の先生は聴診器で胸の音を聞くでもなく

          自覚症状ないけど病気はあった