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確かなことは、

「確かなことは」に、何が続くと思うかでその人のことがわかる気がする
わたし、確かなことは、いずれわたしたちは誰もが死ぬことだけだと思う
怖いよね、いつか、わたしたち全員、死んじゃうんだって
100年後、いや、それならまだ生きてるかな、130年後としようか、130年後、地球上で、まだ生きてる人だれもいないなんて、おそろしすぎて今死んじゃいそう
だから、脳だけを残して試験管のなかで生かすとか、それも怖いっての
人は死ぬ、動物も、いつか必ず死ぬ、本当に怖いの
死ぬときに、なにひとつ持っていけないってこと、わたしは2年くらい前に気づいて、えっ?てなった
ウソでしょ?自分のつくったzineも?よく描けた絵も?お気に入りの洋服も本も、ゆびわもめがねもイヤリングも?君のくれたスケッチブックもくつもゆびわも?
心、魂、信条や、意志とか、気持ちは持っていけるのかな?
「故人は寂しさや切なさのなかにあるちいさな希望をなによりも大切に思っていました」って、言われるよりももっと先に、天国に持っていけるのかな?

死んだら天国に行く派と生まれ変わる派に分かれると思う、わたしはどちらかというと「生まれ変わる派」で、かと言ってけして人間に生まれるとは限らないと思ってる
虫や鳥、微生物や爬虫類、苔やシダ、花やなんか、いろんなものをきっと転々とするのだと思ってる
きっとなにに生まれ変わってもわたしはわたしのままなんじゃないかなとも思って少し怖い
だったら、もうなにも苦しまなくていいように、さらさらした砂とか石ころとか、砂漠のさぼてんとか、乾いたなにかに生まれたい
もう苦しみたくない
乾ききった、さらさらした世界に生まれたいな
just a daydream in the sunday park…

今日のBGM「サリー」SHERBETS

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