【#この仕事を選んだわけ】〜ロッテリア編〜
高校時代の新聞配達編の続きです
朝刊配達により、授業は半分夢の中だった僕も、どうにか大学入学ができまして…
やってきたのは岡山県の吉備国際大学。
一人暮らしの大学生がアルバイトを選ぶ基準は…「食事」が出そうなところ👍
かと言って、自分が酔ってないのに酔っぱらいの相手はしたくない=『居酒屋』はナシ。
そんな条件を満たす場所として選んだのが…
『ロッテリア』でした😆
さっそく電話して、面接→採用。
時給は680円(トレーニング期間は650円)でした。
僕がアルバイトをしたロッテリアでは、男性は調理、女性が窓口とほぼ決まってました。
ご存知の方が多いとは思いますが、ロッテリアの商品は、ハンバーガー、ポテト、チキン、アップルパイです(モーニングでホットケーキ)。
新人が最初に覚えることは、ハンバーガーの作り方とラッピング方法、ポテトやチキンの揚げ方、器具の清掃、後片付け、
そして、オーダー用語。
オーダー用語とは、商品の呼び名ですね。
例えば、「てりやきバーガー」なら「てりやき」、「ロッテリアデラックス」なら「Lデラ」と呼んでいました。
しかも、窓口からオーダーが入るときは、
「てりやきワン、プリーズ」(てりやきバーガー1つお願いします)
「サンキュー、ウエイト5分」(わかりました、あと5分で出来ます)
という会話になってました。
最初は少し恥ずかしかったですけど、1週間もすれば慣れますね😅
ハンバーガーを作るには、バンズ(パン)を焼き、焼いたパテ(肉)にケチャップ、マスタード、ピクルス、オニオンを載せて…とマニュアル通りにすれば、新人でも間違うことなく作ることが出来ます👍
必要なのは、段取り良く準備することでしょうか。
例えば、てりやきバーガーセットとえびバーガーセットが同時に作る場合、一番時間がかかるえびカツを、まず最初に油の中に入れなければなりません。
えびカツが揚がる間にバンズを焼き、てりやきのパテを焼き、その間に冷凍のポテトを油で揚げる、という感じでした。
まぁ、その段取りが必要とされるのも、ピーク時以外の時間帯ですが😅
食事を提供する店舗であれば、ほぼ例外なく、昼間は11〜13時、夕方は18〜19時がお客さんのピークを迎えると思います。
その時間帯は、お客さんのオーダーを聞いてから作る、ではとても間に合いません。
ひたすらストックを作っておきます。
当時のロッテリアは、てりやきバーガーとえびバーガーが主力商品でした。
ピーク時は、てりやきとえびを常に10個ずつストックしておき、それ以外のハンバーガー、チーズバーガーなどは5個ずつくらいストックしておいたと思います。
それだけストックしていても、部活帰りの男子高校生が5〜6人で入店してきたときは脅威でした…
1人でハンバーガー2〜3個注文するんですから…😭
それと、手間だったのは、「ピクルスなし」などの注文が入ったとき。
小さい子どもにはピクルスが口に合わないみたいで…
カウンターから「ピクルスいらな〜い!」って子どもの声が聞こえた1分後には、
「ニューオーダー! ハンバーガー、マイナスピクルス、ワン!」
という注文が入りましたね😒
※たしかハンバーガーは作ってから20分で廃棄でしたから、ピーク時を過ぎても大量にストックがあれば、もったいないのですが廃棄してました😓
最初の半年は先輩たちがいたのですが、部活や就職活動の都合によりどんどん辞めていき…
半年以降は、土日であっても調理は僕1人。運が良くてプラス店長でしたね😣
そんな状態でしたから、昼のピークを終えたあとは店長から、
「好きなバーガー、いくらでも食べていいよ!」って言われたのですが…
バイトを始めた頃はうれしくて、全種類食べてましたけど…
飽きるんです…😭
結局、昼休みは弁当買って食べることもありました😭
種類の多い弁当屋でバイトする友人が、羨ましかったですね🤣
「食事付き」を狙って始めたバイトでしたが、数か月で狙いは崩壊しました💀
バイトしてみてわかったことは、正社員は店長のみ(店舗によっては、もう1人マネージャー)で、あとはアルバイトなんですよね😳
アルバイトが来なければ、本部に提出する書類を作成する時間を割いて、シフトに入らなければならない…
店長から、「土日(朝から閉店まで)頼むで!」と言われれば断れませんでした😣
商品を安く提供するためには、人件費を削っていかなくてはならないということを知りました。
今は子どもを連れてマクドナルドに行くことが多いですが、時々ロッテリアでアルバイトしていた話をします。
ポテト大好きな子どもたちは、
「いつでもポテト食べられて、いいなー!」
って言われます😅
酒を提供しないので、酔っぱらいに絡まれる…という心配はまずありませんから、その点では安全ですね。
もし子どもがマクドナルドやロッテリアでアルバイトしたい、と言えば、もちろん賛成すると思います😆
前回に続く思い出話にお付き合いいただき、ありがとうございました。