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【#私の光文社新書】さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

この本は、「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のためにあります。「会計」はけっしてやさしいものではありませんが、《会計の本質的な考え方》はそれほどむずかしくはありません。本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。本書は、いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。きっと会計に対する見方が変わるはずです。
エピソード1 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? ー利益の出し方ー
エピソード2 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎 ー連結経営ー
エピソード3 在庫だらけの自然食品店 ー在庫と資金繰りー
エピソード4 完売したのに怒られた! ー機会損失と決算書ー
エピソード5 トップを逃して満足するギャンブラー ー回転率ー
エピソード6 あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか? ーキャッシュ・フローー
エピソード7 数字に弱くても「数字のセンス」があればいいー「数字のセンス」ー

僕がこの本を読んだのは、今から15年くらい前でした。

ベストセラーになっていることは知っていましたし、何より僕が子どもの頃にも「た〜けや〜、さおだけ〜」の声を聞いていたので、中身はわからずタイトルだけ見て買いました😅

さっそく読んでみると、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という都市伝説の解説ではなく、よもやよもやの「会計」についての本でした🤣

これまで何度か記事にしてますが、僕は中学から数学が苦手になりまして…

本の中身を確認せずに買ったことを、後悔しながらページをめくっていくと…

めちゃくちゃわかりやすんです😆

こりゃベストセラーになるわ! って1人で納得しました👍

ちょっとだけ紹介すると、

エピソード1では、

利益を出すためには、売上を増やす。費用を減らす。のふたつの方法しかない。
これだけ金儲け本が出たり、雑誌などで金持ちになるための特集が組まれていたりするが、突き詰めていけば実はシンプルで、このたった2点に注目すればいい。

という基礎の基礎から始まり、

エピソード7では、

『50人にひとりが無料』キャッシュバック・キャンペーン実施中 ← このキャンペーン広告を見て、あなたならどう感じるだろうか?

というお題を与えられ…

解説を読んだ後、自分はいかに「数字のセンス」がないか思い知らされました😖

けれど、絶望を与えたままにしておくわけではなく、

『泣くな 絶望するな そんなのは今することじゃない お前が打ちのめされてるのはわかってる』

と、まるで冨岡義勇さんのセリフのような「エピローグ」もあります☺️

巻末には『会計用語集』まで付いている手厚さです😳

僕と同じように「数字」を見るだけで嫌な方、「会計」に苦手意識を持っておられる方へ。

心を燃やして、苦手克服の第一歩を踏み出しましょう🔥

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。