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その有休理由は…

ある土曜の昼過ぎのことでした。

職場にいた僕は、女性の職員さんから声をかけられました。

「すみませんが、午後から有休をいただいても良いですか?」

1才半の子育て中の職員さんなので、子どもが急に体調不良になったのか?と思ったら、

「いえ、今日は旦那が子どもをみてくれてるんですけど、さっきラインが来て、『オレのメンタルが崩壊しそう』って言ってるんです…」

1週間ぶっ続きでワンオペ育児というならわかりますが、妻が出勤して4時間後に崩壊するメンタルって何!?

その頃って、遊んでご飯食べた後は寝るでしょ!?

と思いましたが…

「他の職員さんにカバーしてもらえるなら良いですよ」

と言い、有休を取ってもらいました。


僕もわが子が産まれるまで、小さい子どもと遊ぶのは経験がなかったですし、ましてや赤ちゃんなんて「泣く」というイメージしかありませんでした。

「かわいいと思えるだろうか?」

「一緒に遊んだりできるだろうか?」

と不安ばっかりでした。

幸い僕の不安は杞憂に終わりましたが、「子どもとどう接したら良いのかわからない」と悩んだり、不安を感じる男性(もちろん女性も)はいるんだな、と感じました。

男性の育休取得率が低い、と言われていますが、もし「子どもとどう接したら良いのかわからない」という不安が大きければ、育休取得しようとは思えないですよね。

男女を問わず育休を取得するには、雇用する企業の理解は必要ですが…。

「育児」をすべて経験することは難しくても、苦手意識を少しでもなくすような取り組みってできませんかね?

問題提起しておきながら、僕自身に具体策があるわけではないのですが😥

そんなことを考えたやり取りでした。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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