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【保存版】会社の採用資料として参考にしたいパワーポイント7選

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

今回のテーマは「採用スライド」です。採用スライドとは、会社で新卒/中途人材の採用を行う際に、事業領域や事業内容、募集ポジションなどについて説明するために用いる資料のことです。決算資料のように全ての会社が公開しているものではないですが、優秀な人材をある程度の人数採用しようと思えば、その作成は必須と言えるでしょう。

採用スライドの内容は、当然会社によって異なりますが、概ね以下のような項目について記載してあるスライドが多いです。

・会社概要
・事業内容
・ビジョン、ミッション、バリュー
・組織のカルチャー
・チーム/メンバー
・人事制度/採用情報

今回は、採用スライドを作成する上で、デザインやコンテンツを参考にすべき7社をピックアップし、紹介していきます。

それでは、早速見ていきましょう。

COUNTERWORKS 会社紹介資料

カウンターワークス社は、小売市場の産業構造を変化させることにコミットしているスタートアップであり、リテール向けスペースのオンラインマーケットプレイスサービス「SHOPCOUNTER」やRaaS(Retail as a Service)である「adpt」の企画・開発を行っている企業です。

スライドの内容は、会社概要、ビジョン/ミッション/バリュー、事業内容、チーム、カルチャー、人事制度の紹介となっており、採用資料としてはオーソドックスな構成になっていると言えます。
画像の使い方や、文字の強調の仕方などのデザイン面も多分に参考になりそうなポイントがあり、採用スライドを作り始める場合はまず目を通して置くべきものだと言えるでしょう。

LAPRAS 会社紹介資料

LAPRAS社は「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」をミッションに掲げ、ユーザーのプロフィールを自動生成するサービス「LAPRAS」や、エンジニア採用サービス「LAPRAS SCOUT」などの提供を行う2016年創業のスタートアップです。

LAPRASの開発には機械学習やクローリングなどの技術が使われており、それがこのサービスの付加価値にもなっていることから、開発で利用している技術に関してのスライドが複数枚あるのが特徴的です。技術ドリブンで事業を行っている会社は参考にすべきスライドだと言えるでしょう。

atama plus エンジニア向け会社紹介資料

atama plus社は「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに掲げ、タブレット教材アプリ「atama+」を全国の塾・予備校等に導入している2017年創業のスタートアップです。

一般向けの採用資料と、エンジニア特化の採用資料を公開しており、今回はエンジニア特化のものをピックアップしております。開発体制に関する図解や開発環境の説明スライドなどが格納されているため、エンジニアを採用したい企業にとっては大変参考になるでしょう。

SmartHR 会社紹介資料

SmartHR社は2019年7月に60億円を超える資金調達を行い、注目を集めている急成長中のスタートアップです。人事・労務に関する手続きの自動化を目指すクラウド型ソフトウェアの「SmartHR」の企画・開発を行っています。

大型調達を行って以降、社員数やユーザー数が加速度的に伸びており、今回紹介している会社説明資料の中でも、「どのくらい成長しているのか」「具体的な数字としてどのレベルを目指すのか」などを説明する資料が複数枚登場します。会社が急成長しており、次のフェーズを意識して採用の説明を行わなければならない場合は、こういったスライドを取り入れると効果的だと言えるでしょう。

OLTA 会社紹介資料

OLTA社は「あらゆる情報を信用に変え、あたらしい価値を創造する」をミッションに掲げ、中小企業向けクラウドファクタリングサービスの開発・提供を行う2017年創業のスタートアップです。

クラウドファクタリングというサービスの性質上、様々なステークホルダーが登場するため、それを分かりやすく図解しているスライドが多いのが特徴的です。また、配色に関しても、ほとんどのスライドがコーポレートカラーの青をベースとして作成されており、デザインの参考にもなると言えるでしょう。

Payme 会社説明資料

ペイミー社は、給与即日払いシステム「Payme」の開発・提供を行う、2017年創業のスタートアップです。

本スライドはプロダクトの説明資料ではなく、採用のための会社紹介であるため、「"給与即日払いの会社"ではない」と冒頭で説明しているのが面白いポイントですね。

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デザインに関しても、ポップなイラストの使い方や黄色中心の配色など、参考にしたいポイントが多数あるスライドだと言えるでしょう。

Goodpatch 採用資料

Goodpatch社は「デザインの力を証明する」をミッションに掲げる、UIデザイン領域に特化したデザイン会社です。2020年6月にデザイン会社としては初めて、東証マザーズへの上場を果たしました。

Goodpatch社は本業がデザイン領域であるため、パワーポイントの資料も非常に洗練されていて理解しやすい構造になっており、決算説明会資料に関しては、別記事で紹介をしています。

今回取り上げた資料は、東京オフィスで採用したい人材に向けた会社紹介資料であり、見ていて非常に高級感があることが分かります。
フォントや画像の選び方、色使いなど、参考にすべきポイントが多数あるため、熟読すべき資料だと言えるでしょう。

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