【「SlidesGPT」を使い倒す②】事業アイデアブレスト編
みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。
今回は今話題のChatGPTを用いたスライド作成サービス「SlideGPT」の便利な使い方について解説していきます。前回は「事例を10個並べる」というテーマでスライドをする方法を解説しましたが、今回は「事業アイデアをブレストする」(水が豊かな田舎で始めるビジネスの提案)というテーマで記事を執筆しています。
前回までの記事はこちら
SlideGPTとは
SlidesGPTは、AI技術を活用して効率的なプレゼンテーション作成を支援するブラウザ上のツールです。このツールを使用することで、見た目と内容がある程度のクオリティに達したプレゼンテーションを短時間で作成することが可能です。
現在(2023/7/29)SlideGPT上で作成されたデータをpdfやpptxの形式でダウンロードするには2.5ドルの課金が必要ですが、スライドの内容はダウンロードするまで何度でも確認可能なので、無料の範囲内でもパワポの叩き台としては使えるツールであると考えられます。
○○についての事業アイデアを5個ブレストする
前回は「日本の花火大会10選」というテーマでスライドを作成しましたが、今回はテーマをもう少しラフに設定し、SlideGPTがどこまで対応できるのかを確認することとしました。
今回想定したケースは、企画書や新規事業を考える際に「事業アイデアをブレスト」するというものです。
1.プロンプトを作成する
前回は、かなり細かくプロンプトを指定したのですが、今回はかなり"雑"にプロンプトを記載してみます。ある領域のビジネスアイデアのブレストに役立てたいので、口語調で以下のようなプロンプトを作成しました。
ちなみに、参考までに前回の記事で作成した、それなりに磨き込んだプロンプトも以下に貼っておきます。
2.ひたすら待つ
スライドが作成されるまで、ひたすら待ちます。今回のケースでは1分ほど待機するとスライドが出力されました。
3.スライドの内容を確認・修正
出力されたスライドがブラウザ上で確認できるため、自分が意図したものができているかどうかを確認しましょう。今回は以下のような形で出力されました。
(タイトルスライド)
(本編)
(結論スライド)
枚数は指定通りにいきませんでしたが、ほぼほぼ求めていた事業アイデアの内容が出力されたため、今回はここで検証終了としました。
今回のまとめ
今回、あえて雑にスクリプトを書いて、どのレベルのアウトプットが得られるのかを検証しましたが、できることと、できないことが以下のように整理されたと思います。
水が豊かな田舎で始めるビジネスのアイデアがそれなりの精度で得られた
画像も自動的に挿入された
ただし「5個」と指定したにも関わらず、アウトプットは9個でてきた
プロンプトは日本語でも出力はデフォルトで英語(日本語のアウトプットを指示すればできることは前回の記事で確認済み)
スライド枚数やデザインは指示通りいきませんでしたが、雑にプロンプトを投げても、そこそこ使えそうな事業アイデアが出てきました。
この内容をメインに抽出したいのであれば、ChatGPTのみを使ってプロンプトを磨き込むという手もあるのですが、最終成果物がスライドの場合は、最初からスライドの状態でアウトプットが出るSlideGPTを活用するメリットがありそうですね。
前回の「花火大会まとめ」に続き、今回は「水が豊かな田舎で始めるビジネス」というテーマでしたが、今後も作業効率化の余地がありそうなシチュエーションでのSlideGPT活用の記事を定期的にアップロードしていく予定です。
また、皆様の活用事例の報告もお待ちしております!
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