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Power Appsでお手伝い管理アプリを作ってみた データ構造編

シリーズ2回目
今回は、取り扱うデータをどんな形で格納していくか設計&設定するステップについて書いていきます!

前回の記事
「Power Appsでお手伝い管理アプリを作ってみた アイデア編」

最初にここが困った!

最初にアプリケーションを作成する時、私は困りました。
「データを格納するテーブルの項目ってどうやって決めたらいいの?」
考え方がわからん!!

そこで当時、こちらの本を読んでみました。
設定前の段階で、まずはデータ構造の考え方がわかっていないと困ります。


どんなテーブル構造にして、データ型をどうするか、、、おそらく慣れている方にとってはスイスイスイーと進むのかもしれませんが、混乱しました。
ひと通り「データベースっていうのは何ぞや!?」という基本的な事を把握しました。

エンティティの構造を考える

今回は、手書きで書いた画面の構成からデータ項目をピックアップしていきました。

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↑こんな感じです。

ピックアップしたデータ項目からエンティティの構造を考えていきます。
ユーザー定義エンティティの作成

・エンティティ
・フィールド(列)
・フィールドに格納するデータ型(テキスト、整数、日付など)
を決めていきます。

エンティティを作成する

構造が決まったら、実際に画面で作成していきます。

スクリーンショット 2020-08-20 11.33.41

最終的には4つのエンティティを作成しました↓
・子供のリスト
・子供に割り振るタスクのリスト
・子供がタスクを完了した際に与えるごほうびのリスト
・子供に与えたごほうびの履歴のリスト

スクリーンショット 2020-08-20 11.37.36

詳しくは Microsoft Learn
Common Data Service でエンティティを作成および管理する

フィールドのデータ型の種類

格納するデータの型について詳細は
フィールドの種類

複数のエンティティで関連付けする項目を考える

スクリーンショット 2020-08-20 12.35.51

どのフィールド(列)を、他のエンティティと関連づけする事ができるのか考えて、参照型のフィールド(列)として設定しました。

感想

Power Apps の画面上の設定よりも、格納するデータ構造をどうやって設計するか考えるのに時間がかかりました。

次回は、Power Apps 上で画面を作成するステップについて書いていきます。

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