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東京マラソン膝栗毛 第3回  (ランナー受付前後編)

2021年3月22日のエントリー開始から、当選確認、入金手続き、大会要綱や参加案内の確認、体調管理アプリへの登録、ランナー受付の予約等々の手続きは、基本的にはスマホ上で効率的に進めることが出来ます。この効率性を支えるITオペレーション抜きには、東京マラソンのような大会運営は成り立ちませんね。

でも、大会が近づくと当然ながら、リアル世界での手続きが重要となります。感染対策でスタートエリアでの着替えはできないため、ゴール後に受け取りたい荷物を事前に発送する必要がありました。

事前に送った荷物(着替え等)

全ランナーにPCR検査が義務付けられ、キットが送付されました。これをランナー受付時に持参し、検査に回し陰性であることが出走の条件です。所定の体調管理アプリには、10日前から体温と体調を毎日欠かさず記録し送信する必要がありました。

送付されたPCR検査キット

ランナー受付当日(レース3日前)

PCR検査の唾液採取は受付当日に、との指示。終業直前に化粧室で採取した後、ランナー受付が行われる東京ビッグサイトへ急ぎ向かう! 必ず持参しなくてはいけないものは、体調管理アプリをインストールしてあるスマホ、受付申し込み時の予約画面、ナンバーカード引き換えに必要な参加者認証コード画面、PCR検体、そして、本人確認書類(運転免許証)

毎朝の体温チェック


豊洲駅からゆりかもめに乗り換え、東京ビッグサイトに到着!ワクワク!さあ、改札を出ようと思い、パスモが入った定期入れをいつもの胸ポケットから出そう!あれ?無い? ズボンのポケットに手をやる、おかしい!無い!上着の内ポケットは?無い!! 通勤用バックパックの中は?無い!無い!無い!

どこかで落としたか!!運転免許証も入っている、このままだとランナー受付できない。。。予約時間30分前。サーっと血の気が引き、心臓ドキドキ! 出走できない最悪シナリオが頭をよぎる。もう1人の自分が「駅員に相談して直ぐに探してもらおう」と囁く。「そうか、そうだねと」と更に別の自分が駅員さんに相談を始める。

落とした可能性のある時間、車両や座席位置など詳しく伝えながら、ふと手を上着の腰ポケットにあてると四角く固いものが、、、あった!  何故かここだけ確認漏れてた。駅員さんに大変お騒がせしたこと平謝り、急ぎランナー受付会場へ。無事に受付完了、ナンバーカード受け取り、PCR検体提出完了!ふーっと胸を撫で下ろす😮‍💨

一時どうなるかと思いましたが、無事に受付完了❗️

PCR検査結果

無事に帰宅し、出走までの残る関門は、PCR検査の結果。提出から4〜5時間後に、ランナー用WEBサイトのマイページに掲載される。翌朝の午前4時になることもあるそう。2万人にのぼる参加者の検査体制整備に驚くと共に、やろうと思えば普段から出来るのではと今更ながら思ってしまう。という事で、ぐっすり眠れないまま翌朝を迎え、丁度早朝4時に

無事に陰性判定!

日付を跨いだランナー受付が漸く終了です。

(次回は、レース当日 スタート前編)


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