日記|天下 家康伝 を読みました
天下 家康伝の上下巻を読み終えました。
読んだのは、NHK大河ドラマでどうする家康の第1話をみて、決断力がなかった家康が天下統一することができたのは何でだろう?と思ったのがきっかけです。
読み終えるのに半年かかりましたが、いろいろと学ぶところがありました。
・失敗しながら成長する
・一時の感情や周りの声に惑わされず最後に何を得たいかによって今とる行動を決める
・慢心は身を滅ぼす
というメッセージを受け取りました。
下巻の印象に残った箇所をいくつか紹介します。
家康が成長して実力のある大名になりかけていた頃のことです。人々の自身に対する態度を見て。
(これが力を手にするということなのか・・・・・・)
家康は、権力の頂点が近づくにつれて理由もなく苛立ち、しだいに狂気へと駆り立てられていった信長のことを思い出していた。
力とは恐ろしいものである。それは、手にした者を否応なく呑み込まずにはいられない。その大きな潮流に人は心を乱し、本来のあるべき姿を見失っていくのではないか。
(わしは変わらぬ。いや、変わってなるものか・・・・・・)
自戒の念も込めて、いろんな事ができるようになっても、おごらないことが大事だなと感じました。できることを”どう使うか”をよく考えて行動していきたい。
敵となった秀吉の戦法を見て。
(他人のすぐれたところは、虚心坦懐に学ぶべきだ・・・・・・)
虚心坦懐は、先入観をもたずすなおで、さっぱりしているというような意味です。
変な意地を張ったり自分を大きく見せようとせず、相手の長所は認める素直さを持ち続けたいです。
BUMP OF CHICKENに相手を認めて高め合えるような歌詞の曲があるのでそれを紹介して終わります。
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