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幼少期から、医学教育が必要だと思ったきっかけ。  執筆本の初稿から

久木中学校での熱中症講演会後の、アンケートから、
中学生の不調を多く感じてはいた。

思い起こせば、私が大学生で学習塾で小中学生を教えている時、そして大学に勤務時に、身体に合わない衣食住で、集中力や能力を無駄にしている子ども達を見る機会が多かった。また、歯学部時代の10代や20代の同級生を観ながら、思ったことがきっかけである。

塾講師の時は、小中学生が、放課後にファーストフードは当たり前、お菓子でお腹を満たしている子も多かった。皮膚を掻きむしりながら、お菓子を食べている子供も居て、お菓子も痒さの原因になっていることを知らないことは明らかであった。

また、大学勤務時代は、地方から一人暮らしの学生さんの自己管理方法を知らずに、生活が乱れたり、食生活が乱れている故に、体型がどんどん変化し、髪の艶や皮膚が荒れてくるのを間近で観ていた。

痒さや、皮膚の乱れがあることは、不調が必ずあること。  身体の痒みがあるときには、集中力に欠けるのは、誰もがわかることだが、親御さんも気がついていないことに驚いていた。  残念なことに、その痒みや身体の不調が原因で、彼らの能力が発揮されていないと感じることが多くあった。

50歳の時に、歯学部に入学した際には、いわゆる10代、20代の同級生だった。
冷え込む教室で、短いスカートを履いていて、腰が冷えることや、身体が冷えることでの不調の原因に気がつくことなく、
試験のストレスも加わった、胃痛や、頭痛や生理痛に、痛み止めの薬を飲んで、痛みを和らげて日々を過ごしている生徒が多かった。


コーヒーや、この頃発売が開始された、エナジードリンクなど、校門で配布されているものをそのまま飲んで、癖になって一日数本飲まないといられないようになった、学生も多くいた。


寝不足が続き、便秘が続き、頭痛や胃痛で、痛み止めを飲んでいる生徒達は、
気持ちの余裕がなくなり、
会話の言葉遣いもキツくなったりと、
周囲の人が離れていく生徒も目立つこともあった。

恋愛をしても長く続かず、それでメンタルを病んでしまう生徒もよく見受けられた。

健康に少し気を使う学生も、「オーガニックの栄養ドリンク」なら大丈夫と、やはり手放せなくなっていた。
食生活の基盤ができていないことにも驚くことが多かった。この時はすでに医学知識とともに、子育てをしていたので、如実に感じられた。

こんな体調が悪い中、まるであがくように、勉強をし、詰め込み、試験に臨み、
追試になったり、再試になったりと、本当に辛そうな生徒が多かった。

また、この時はすでに、子ども達がインターナショナルスクールに通っていて、
学校では、
1年生から、臓器の模型を作ることから始まり、当たり前のように、先生が日常から
「登校時の30分前には登校させて、校庭や体育館で遊ばせたり、運動させるように。そのほうが、能率よく学習できるから。

おやつは、野菜のステイックにしてください。

砂糖の入ったお菓子は持たせないでください。血糖値が急激に上がって、授業がやりにくくなるだけでなく、お子様も授業が身につきません。砂糖は中毒性がある。

牛乳は脂肪分を余計に飲み物として摂取するものである。

コーヒーは中毒性がある。

マグロは、生態系のトップにいて、水銀を多く含んでいるため、多くを摂取すると、神経系がダメージを受ける。

グルテンは食べないほうがいい、、」

など子ども達に伝えていたので、我が子達の食と自分の身体への取り組み方が変わっていたのに気がついていた。

女子も身体を冷やさないように、いつも膝掛けを持ち歩いたり、
夏でもエアコンの効いたところでは、上着や膝掛けを持ち歩くようになっていて、

我が子からも「身体を冷やすと勉強が捗らなくなる」
とのコメントを聞いていた。

経皮毒についても説明を受けていたり、父兄の脳神経内科医師を学校に呼んで、脳の仕組みと心の仕組みの講座などもあった。

日本の子ども達は、このような知識を知らないでいるのは、身体の能力を無駄にしている。それが本当にもったいないと痛感していた。


米国賛歌ではないが、米国の物事への取り組みは、徹底していると感じる。

つまり、
全ての物事に対して、
「最大限のパフォーマンス」
をするように、研究がなされている」

例えば、デ◯ーランドは、
心理学の博士課程を取得した学生達の就職先である。

博士課程の卒業間近の友人達が集まったときに、
たまたま、心理学学部の子達が多いくいた。

その彼ら彼女らの、『憧れの就職先』は、
デ◯ニーランドなのである。

憧れの就職先に決まった彼らの最初の仕事は、
ペンや小物の、キャラクターの魅せ方なのである。

デ○ニーランドの全ての物品、
アトラクション、キャラクター、商品に関して、
全て彼ら、
心理学の最高学府の人々の研究成果が注ぎ込まれている。

「これはかなわない。。。。」
と心底思った瞬間だった。

そのため、子どものみならず、大人の心を鷲掴みにし、

幼い頃からデ◯ニーランドを刷り込み、
死ぬまでデ◯ニーランドのファンにして、
経済を潤すのである。

マ◯ドナルド、その他の企業にも必ず企業戦略、広告、を練る心理学者がいる。おまけのおもちゃなども、「良い思い出のアンカリング」なのである。

このような、
「あることを行うときに、そのものの全てを知り尽くした上で、行動する」

のは、一番合理的に能率よく事を勧められる。 このことから全てにおいて、事前リサーチは必要不可欠であることがわかる。

子育てをする際に、
子供の身体を知ること、心が受ける状態を知ること、
そしてその身体を持った子供の、
成長する上で知るべき情報を得ずに、知らずに、
教育を施し、育てていくのは、

全くもって無謀な行動であることがよくわかる。

車の仕組み、動かし方も、交通ルールも知らずに、運転をし、
事故に遭うのは当たり前、、、と考えられるような、子育てや、

自分の身体管理方法を、全く知らない子ども達が、日本では横行していることに、
驚き、

自分ができることを、、と思い、まず執筆を始めた。



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