夜、トイレ起きる?起きない?起きたい?起きたくない?
どうも、トイレのとき子です。
今回の記事は、夜間頻尿についてです。
今は、朝までぐっすり眠れるようになりました。
尿トラブルMAXだった10年前は、夜4~5回トイレに起きていました。(;´д`)トホホ
当時は、まったく寝たなぁ~って感覚がなくて寝ているのにずっとトイレのことがあたまの片すみにあって、いつもかすかな尿意を感じている異常な状態でした (泣)
ぐっすり寝たいーーー!っていつも、いつも思っていました。
今回は、夏も終わり涼しくなっていく中でトイレに起きる回数が今よりも増えそうな「夜間頻尿」について実体験といろいろ独学で調べた中でのわたしの考えをまとめました。
トイレの困ったをちがった角度からポジティブに捉えて、トイレの不安や心配を吹きとばしていただけたらうれしいです。
では、さっそく
夜間頻尿
専門的には、夜、トイレに1回以上起きれば夜間頻尿と呼ばれますが、臨床では、2回以上を問題にされています。
わたしが行ったアンケート調査によると (106件回答)
1位 トイレが近い 58.5%
2位 夜間頻尿 41.5%
2位 急にトイレに行きたくなる 41.5%
3位 お腹に力が入るとモレる 22.6%
3位 膀胱が過敏になり、尿が十分たまっていないうちに、
おしっこがしたくなる 22.6%
第2位に夜間頻尿がはいっています。
夜、トイレに起きるので困っているという声が多く
ご高齢になればなるほど夜のトイレの回数を気にされているように感じますね。
どうして夜間頻尿になるの?
①飲みもの
睡眠前にアルコールや利尿作用のある飲み物など、または、多量の水分摂取を行うとからだは、自分の中を調整します。
多すぎる水分は、排出するし、アルコールなども体内に必要ないので、せっせと分解して出してしまおうと働きます。
そのため、トイレに起きることになります。
夜間のトイレが気になる方は、一度自分が一日に何を口にしているかチェックしてみることをおすすめします。
②むくみ
あしのむくみがあると睡眠時、からだにむくんでいた水分が戻ってきて尿の量を増やしてしまいます。
あしのむくみは、寝る前までにできるだけからだに返しておきましょう。
③抗利尿ホルモン
抗利尿ホルモンとは、尿を濃いくして尿の量を減らすホルモンです。
加齢のため抗利尿ホルモンの分泌が減り、夜間の尿量の調整が若い時のようにうまくできなくなり、トイレに起きるようになります。
日中、6時間もトイレがまんできます?
④膀胱に溜められる量が減るから
わたしたちの膀胱は、200~250mlの尿が溜まると軽い尿意を感じます。
それは、尿量が増えると膀胱の中の圧力が上がるのをセンサーが感知して「トイレに行って出した方がいいよ」と教えてくれてるから。
まだセンサーが「トイレに行った方がいいよ」と感知していないうちから「トイレがあったからとりあえず行っとこうかしら」と前もって何度もトイレに行っているとせっかくよく伸びていた膀胱がたくさん溜められない伸びない膀胱になってしまいます。
困ったことに、伸びない柔軟性の低い膀胱は、少しの尿量でセンサーが感知してしまう溜められない膀胱へと。
他にも加齢や冷えなども膀胱の柔軟性を低下させてしまいます。
膀胱に尿をしっかり溜めることは、大切。
⑤眠りが浅くなるから
男性は、30代。女性は、40代くらいから少しずつ副交感神経の働きがダウンしてくるといわれています。
加えて睡眠直前まで、ブルーライトの画面を見ていると交感神経が刺激され睡眠の質が下がってしまうことも。
深い眠りが朝まで続けばいいのですが、眠りが浅くなったタイミングでちょっとした軽い尿意を感じるとトイレに行かないとスッキリせずついついトイレに。
特に朝方は、眠りが浅いので何度もトイレに起きることになりがちです。
尿意によってトイレに行かされている感じ。
まさに過去のわたしがこのパターンでした。
尿意コントロールができるようになるといいです。
⑥骨盤底筋の弱り
胴体の底を支えている骨盤底筋は、排泄すべてに関わっている筋肉群です。
しっかりと膀胱を支えてセンサーの誤作動が起こらないように働いてくれていれば問題ないのですが産後や閉経、加齢などさまざまな問題で弱まってしまうことがあります。
わたしの場合、産後の尿モレMAXだったころのユルユル骨盤底筋だと睡眠時に膀胱内に溜まった尿により重力の方向に引っ張られて「トイレ行った方がいいよ」とからだがいらないお世話の尿意サインを送り4~5回もトイレに起こされていました。
骨盤底筋トレーニングしましょう。
⑦臓器の弱り
日中、せっせと各臓器は、自分をまもるために働いてくれています。
しかし、排泄に深く関係する心臓、腎臓が「ちょっと休憩させてください」ってSOSを出していると仕事がたまり夜間残業してこなさなければならないことが。
今まで気にならなかったのに急に夜のトイレが増えたなと感じたときは、受診をおすすめしています。
自分のからだにたまには、意識を向けてみてくださいね。
トイレのときこ式、夜間頻尿対策
夜間頻尿には、いろいろな原因がありましたね。
年齢による変化、やはり影響は大です。
人間のからだは、時間と共に変化していっていますから
ご高齢の方から夜間頻尿で2~3回夜トイレに起きます。
困ります…という相談をよくされます。
わたしの返しは、いつも
「いえいえ、大丈夫ですよ!」
「日中、骨盤底筋トレーニングをして尿意コントロールができるようになりましょう」
「自分のタイミングでトイレに行く練習をして、尿意に振り回されない自分を手に入れましょう」
「目標は、今より1回夜のトイレを減らすことを意識しませんか?」
夜間頻尿を薬などに頼り切ってしまうのではなく
自分でできることは、自分でも取組みましょうと思うのです。
他力ではなく自力の考え方=一番の重要ポイント!!!
自分を守っている夜のトイレ
どうして夜間頻尿になるの?の③で説明した抗利尿ホルモンは、
尿を濃いくして尿量を減らす働きがあると説明しました。
あなたのからだの抗利尿ホルモンが夜間働くと、尿量が減少する代わりに
からだの中では、尿細管で水を再吸収し血管内にもどして血液循環量を増やしています。
⇨ 血圧が上がります。
年齢が上がって来ると血圧の高い方が多いですね。
わたしの考えですが
人間のからだは、つねに自分を100%まもろうと足の先から頭の先まですべてのものが働いています。
若い時は、からだが元気なので少々の無理も効くし、朝までぐっすり寝かしてあげましょうで平気。
ところが、年齢が上がってくるとからだは、「血圧が高めだなぁー尿を濃いくして溜めるとからだに負担がくるので申し訳ないけど、夜1回起こして体内の水分量を自分で調整してもらう」と自分をまもる作戦を実行。
もうちょっと、年齢が上がって来ると、「うわぁーこれは、ちょっと血圧高いなぁ。寝ているとき申し訳ないけど2回起きてもらおう」と自分のことがいちばんよくわかる自分がまもっているのではないでしょうか?
自分のからだって本当にありがたいと思いませんか?
わたしは、そう思っています。
もしも、現在、夜間トイレに2回起きて困っているのならば自分の中に意識を向けて聞いてみてください。
すると
「寝る前のビールが1杯多いんですが減らしてくれませんか?」
「日中の食事、少し塩分が濃いのですが気をつけてくれませんか?」
って聞こえません?
まとめ
今回は、「夜間頻尿」について実体験といろいろ独学で調べた中でのわたしの考えをまとめました。
夜間頻尿の困ったをちがった角度からポジティブに捉えて、トイレの不安や心配を吹きとばしていただけたらうれしいです。
夜のトイレは、回数が増えると睡眠不足になり日中のパフォーマンスを下げるから勘弁してほしい。
わたしも4~5回トイレに起こされて心まで病んでしまいましたからよくわかります。
自分は、夜間頻尿だ。
トイレが近いんだ。
困っているんだ。
と不安・心配・ストレスを自分から大きくして抱えるのをSTOPしましょう。
夜、トイレに起きるのは、からだが自分をまもっているからなんだと少しでもご理解していただけたらうれしいです。
すると、自分のために健康に注意しようと前向きになれるのではないかな。
トイレってありがたい
いつまでもそう思える空間でありますように♫
「みんながしあわせMAXな100歳になりますように」「地球がいつまでもきれいでありますように」との思いを込めて活動しています。実体験から考案したオリジナルメソッド「イントレ」を一人でも多くの人へ届けたい。みんな自分の中には、自分をまもれるすごい力があるから、気づいてほしいです。