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重力とボクシング

二〇一七年二月十三日月曜日

晴れと曇り

きのう、公園にあるお山をのんさんははいはいで登った。途中、「おおー」と言いながら立ち上がったり、あともうすこしというところで急に立ち上がり、歩いて登頂を終えた。たくましくってきらっきらである。

きょうは、お山の脇にある階段をよじ登る。どろっどろになりながらそんなのお構いなしにゆくゆくゆく。ときどき石や木の枝を拾って、プレゼントしてくれる余裕もある。

のんさんがやってきて、こうして子育てをはじめてこのごろ、「生きなくちゃなあ」とぼんやりと思う。こんなふうに改めて思うことっていうのはなかった。

夜ごはんは、冷奴、玉ねぎともやしと厚揚げの卵とじ、味噌と酒粕のお鍋、オムライス。

オムライスをのんさんがぶちまける。眠くなると、コップをがんがんテーブルにあてたり、ものを落としたりする。どうにもこうにもうずうずして、えいやあーーーっとなるのだろうか。言葉を覚えるまでは、よくないということを伝えても理解はできないものかなあ、どうなんだろうなあ。

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