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おいしい贈りもの

二〇一八年一月十日水曜日

はれ

わが家はお菓子づいている。年が明けてからおいしいあまいあまい (のんさんのことば)があのひとよりこのひとより届く。今日、栃木の小山市でhitohiというビストロを営む十年来のともだち、ともからお店で出しているコーヒーとほうじ茶と焼菓子がやって来た。コーヒー豆がぐいぐいと誘ってくる。この焼き菓子は、帽さんの好物のあのチョコレートのケーキ。冷蔵庫をひらくと、耕くん (佐渡島でおいしいドーナツ屋タガヤス堂を営むともだち)のドーナツもいる。ドーナツをいただいて気がついたのは、もらったのはたべものだけではなくて、そのたべものとの日々というのかな、いつ食べよう、このひとと食べようというようなたべものがつくってくれる時間ももらうのだなあということ。おいしいうちに食べたいけれどもうすこし冷蔵庫をひらいたときのうれしいとともにいたい。

晩ごはんは、ヒレカツとれんこん揚げ (付け合わせに白菜と大根のサラダ )、長芋のおひたし、お味噌汁、ごはん。

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