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うっぴょろぴょんの楽隊
二〇一七年八月二十三日水曜日
晴れ
電話をしてみたら、きょう空いてますよと言っていただいて下北沢。とつぜん生まれたひとりの時間。はなれたのは三時間四十五分。とても軽やかなきもちになっている。一方、帽さんはへろへろとしている。のんさんと二人きりだったのは三時間四十五分。
わたしはくるりんとパーマをかけてもらい、帽さんは伸ばしてゆくこと前提のカット。好口さんとのんさんのやさしさのおかげ。さまさま。好口さんと喋るとじぶんの足りなさをみつめる。そして彼女はやさしく注意もしてくれる。直接的ではないけれど、そういうのはやさしさだなと思う。彼女の好きとわたしの好きは異なることが多いかもしれない。好きや嫌いが異なっても、それぞれに意見を交わせばいいのだろうけれどそこがうまいことできない。これはどこでも。課題のひとつ。
夕ごはんは、タコス、玄米鮭おむすび(のんさんの残り)。
帽さんはのんさんに怒ったのだそうだ。そういった残り香がずっと漂っていた。なんだかよく怒ってしまう日というのがあって、そういうときにふりかえるとだいたいのんさんはいいこだったなと思う。ぷんすかを纏った帽さんの話を聞きながら、ひとつふたつ思うことを伝えて、彼ものんさんはいいこにしていたよと言っていた。
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