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ドラえもんのぶわんこ

二〇一七年八月二十四日木曜日

晴れ

のんさんの好きなえほんのひとつ、『ひもがいっぽん』。からすともぐら、蛙、アリ、くまはそれぞれ紐をみつけてこれはなんだろうと考え、こんなものかしらとつかってみる。みんなはおおきな木をみつけて、「ぶらんこだ!」と。それぞれの紐を木にくくり、ぶらぶらとぶらんこを愉しむ。

ぶーらぶーらぶーらぶらとぶらんこを愉しむ描写のページ、えほんを揺らしながら読む。ここが特にお気に入りのようでなんども読み、ついには「ぶわんこ」とぶらんこを覚えた。

コンビニに荷物を送りに、郵便局で支払いをというのに付き合ってもらう途中こどもの遊ぶ気配のないドラえもんカラーの公園のなかにのんさんは「ぶわんこ」をみつけて乗りたがる。それは座高の高いぶらんこで、夜に活動的な公園のような気がする。のんさんの後ろに立って、前も手で抑えて、かがんでゆっくりと揺らす。それは心地よいもののようでじぶんからは降りる気配がなかった。その公園を後にして、帰り道にもうひとつひと気のない公園をみつける。「ぶわんこ!」これもまた座高の高いぶらんこ。ぶらぶらと揺らしてひと通り公園のなかにある遊具に触れて出ると「こっこ(抱っこ)!」。そのまま眠った。

えほんから言葉を覚えたり、ものと紐付いて認識しているものがのんさんはいくつもあるなあ。

夕ごはんは、たたき胡瓜味噌、ピーマンのおかか焼き、しょうが焼き、お味噌汁、ごはん。

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