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おばけのたまご

二〇一八年一月十九日金曜日

はれ

午前中の打ち合わせを終えて、このまま帰ればゆったりなのだけれど、どうしても今日というきもちがあっていくこさんの展示へのんさんに付き合ってもらう。

とある映画のせかい、
とあるおんなのこのあたまのなか、
そんなはずむきもちになる雑貨屋さんのひとつの壁に
もうひとつのだれかの夢のなか、どこかのわたしのへやが現れたような展示。
この方がいたら、あそびをポンと思い出せる。どこでもドアのような、お守りのような、鏡をとおして目が合ったこの子と帰ることにした。あだ名は"せんにん"。いくこさんのつくるものの展示へ行くと、そのときのわたしと目が合うみたいだな、と思う。生活に遊び心を。あそびのある生きるを。

晩ごはんは、水炊き鍋、ごはん。

疲れているだろう帽さんはどこまでもやさしくて、訊くことをくり返しどうにかわたしはあしたを迎えられそうだというきもちになり、パワポをつくる。作り終えたのは午前2じ半。こんな日にのんさんは30分くらい起きて、ようやくようやく。

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