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お祝いの休日

二〇一七年十二月十六日土曜日

はれ

はれた。予報はあめだった。

たんじょうびというのは、何才くらいからそのひとのものになるのだろう。ある時まではまわりにいるおとなのものなのかもしれない。昨日が今日が明日がどんな日か、今の彼女には目が覚めて”とっと”がいる!とかで区切りはなく続いているものなのかな。まわりが、わたしがあわてたり、思い返したりして、彼女がやって来てからのことをかみしめたりしている。

晩ごはんは、お昼のパーティーのつづき。手巻き寿司、大根と手羽元の煮物、お味噌汁、あいこちゃんのキッシュ、ミートボールのトマト煮、鶏の南蛮漬け。

午前中あいこちゃんとすーさんと公園で遊んだのが彼女のメインイベントで、おめでとうの乾杯をしたら自ら「こっこ (抱っこ)」「こっちこっち」と布団に向かい二時間ほど眠った。
ただただのんびり公園であそぶ平日のようなたんじょびの方が彼女にはたのしかったのかもしれない。彼女がいっしょにいてうれしそうなひとたちを呼び、たのしそうに笑っていた。彼女にとってもたのしい日だったらいいな。

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