耳語り
二〇一七年七月二十九日土曜日
曇りのち雨
きょうからいわゆる市民大学へ月一で三月まで通う。のんさんの授乳が気がかかりで仕方なかったけれど、わたしはちゃんとひとりになれた。
あっという間の、有意義な時間。言語化されない(思う)のなかに、きのうの体験で感じたことはとどまっている。
わたしには知らないことがまだまだどひゃあとあり、その混沌としたせかいのなかにはいくつも靄がかかって隠れているドアノブがある。それをつかむきっかけにここではたくさん出会えそうだ。
宮島達男さんのおはなしのなかでも、(エス)(ドゥールズ=ガタリ)などさてどの本を読んだらという言葉との出会いがいくつもあった。せかいと出会える言葉などに出会えるのはとてもうれしい。
そして、帽さんはとてもとても深くすすんでいるのだなあと改めて。宮島さんのおはなしされることと帽さんの話すことには重なるところがいくつかあり、彼はもうすでにそちらに座って話せるのだろうし、そうなるのだろうな、なんてことも思う。
夕方、雨のなか、学芸大学へ。帽さんが学芸大生、卒業生向けに行なっているイベントに招いてもらいワークショップをしている。あいこちゃんに見てもらってのんさんも機嫌よく過ごしていた。会った瞬間思い出した!と、「あっぺぇい!」。ひと飲みおえると、うきゃあーと上機嫌。くるまの中で眠った。おつかれさまとありがとう。
夜ごはんは、蒸したじゃがいも、冷奴、人参と大根のサラダ、あいこちゃんのカレーとごはん。
あいこちゃんのカレーをおすそ分け。たいへんありがたい。
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