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クバの葉と抱っこ

2018年6月21日木曜日

くもり

先月行ったときにひっそりとあった八重山の方がつくったカゴと、目が合ったというのか手が合った。みえないきもちいい風がはいってくるみたいで、これはこの展示には行かなくてはと思っていた。

やってきた『八重山のかご展』。なんともいい香りがして、店主さんに伝えると「クバの葉ですかね」とのことだった。水が身体を巡るようだった。なんだかみずみずしくて身体が呼吸できるという感じがあった。

おおきなクバの葉のかごも、そこにあるだけできもちよさそうでなやんだけれど、ちいさなお水を掬うクバの葉を編んだものと、鍋敷きを購入した。あのひとにもあげようかなと浮かんだひともいた。そこにいる・あるだけで全然違う気がして。

晩ごはんは、昨日の炒めもの、冷奴、とりとかぶのみそドリア、納豆そば。

帰ってきた帽さんがコンポストを土に埋めていると、「のんさんもー」と外に出た。そのままがらがらをひきながら公園をずんずん歩いていくのんさんに帽さんはただただついていっていると、急に「かっか のんさんどこかなって言ってるね」「帰るか」と引き返したのだそうだ。

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