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メリーゴランドから抜け出して

二〇一七年四月十八日火曜日

雨のち晴れ

八百屋さんへゆこうと外へ出たはずなのだけれど、水たまりの誘惑。足をちょこっと、手でさらさらー、「わああああ。きゃああああ。」ずぼんどぼんたったったたーーーじゃぶじゃぶと、水たまりの横断をくり返す。

もういいか、あそべあそべーと眺めていると、このごろよくお会いするご近所の年少さんとママちゃんズに遭遇。さらなるおおきな水たまりであそんでいるおねえさんたちにお邪魔する。ちいさなプールのようなおおきさ深さの水たまりに座ったり、じゃぶじゃぶ駆けたり。「うきゃぁ」とまあたのしそう。ママちゃんズは悲鳴の嵐。わたしの平気なようすに「えらいですねー」と。

高校生かそのくらいまでよく言われていたのは、マイペースだね。そのあとは、個性的だねという言い方に変わった。そしてこのごろは、アーティストっぽいですね、だ。すべて言わんとしていることは同じなのだと思う。ママちゃんズと話していて、これまでやってきたことを話し、それゆえ、こどもが泥だらけになるようなことに慣れている、むしろやったらいいと思ってしまうのですと話すと、「やっぱり、アーティストっぽいですもんね。」となにかがきもちよく収まったという様子でいた。それらの言葉は(異)であると感じたものを理解しようという姿勢、安心しようというカテゴライズ。よくもわるくもあるのだろうけれど、とはいえこれらの言葉に助けられているのかもしれない。

風が吹いている。いい風が吹いてきている。

夜ごはんは、ブロッコリーのドリア(鶏肉、大蒜、玉ねぎ)、ブロッコリーの佃煮、にんじんしりしり、くるみ和え、さといもの押し焼き、ミネストローネ。

あらゆるひとと連絡を取り合う日だったな。たくさん文字を打ちました。


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