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たこといかのカラオケ

二〇一七年八月十四日月曜日

曇り

大学のサークルのひとたち、わたし含めて四人で座っている。
前に学年ひとつ上のおんなのこ、その隣に見知らぬ後輩であろうおんなのこ
うしろにはわたし、その隣には同じ学年のともだち。
後輩であろう彼女は、ともだちに想いを寄せているのがわかる。
車なのかどういうシチュエーションなのかはわからない。
話をしていると、彼女の表情はどんどん薄くなっていく。彼女にとっていやな気配をかんじ、それが実感になってゆく、というような。
四人で話しているとともだちは、突然頭に手を置いてきた。なんだなんだと笑っているけれどとても驚く。ともだちはじぃっとみつめる。気がつくと、彼女はどこかに行ってしまった。察してしまってそこにはいられなくなってしまったのか。

場面は変わり、ともだちとなんとなしに気遣いのような部分が柔らかく解れている。なにかの行列。ともだちが気にかけている、面倒をよくみている?、見知らぬ後輩のおとこのこが並んでいる。後輩のおとこのこは、なにか傷を持っている。それが身体になのか心になのかは曖昧。笑わせよう、喜ばせようとしたのか、ともだちは突然背中に乗ってきた。思いの外軽く、持てる、ゆける、とともだちをおんぶして後輩のおとこのこのところまでいっしょにゆく。後輩のおとこのこはとっても笑った。
そのあとのことは、忘れてしまった。

夢の話。

朝食後三人でごろんとする。布団に転がりながら、ひとりで喋ってわらうをくり返すのんさん。笑うには種類、段階がある。口に手をあてて微笑、声に出して笑う、ひき笑い、手をたたいて笑う、ひと差し指を立てて踊る(よこになったまま)。ずいぶん長いこと喋って笑っていておもしろかったなあ。

夜ごはんは、とりと夕顔の煮物、おばけ胡瓜の水餃子、お味噌汁(茄子、夕顔、きゃべつ、じゃがいも)、ごはん。

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