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きのこのスープとおにぎり
二〇一七年十一月十七日金曜日
晴れ
三輪車かっとばして隣の公園へ。わが家の日当たりのわるさと昨日の夕方の寒さからあたたかいにあたたかいをかさねて、外に出たらぽっかりあたたかい。上着はシートのうえで昼寝した。
秋に大泣きをするいちょうの木はまだ晴れやかだった。のんさんが生まれた年はどうだったかな。この時期まだわんさか晴れやかだったかしら。今朝できあがったきのこのスープがとてもおいしくてこれは発明だというおいしさでついいくこさんにメールしてしまった。のんさんがぺろりとよくたべる。彼女は正直。葉っぱのうえをざくざく歩く。追いかけていっしょにざくざく歩き回る。昨年はあのいちょうの木が泣き明かしたところをざかざか、ハイハイをしていた。今年のこの時期を逃したら歩くになるだろうから抱っこ紐からおろそうか、でも郵便局に間に合わなくなってはこまるなーと考えたことまで覚えている。
晩ごはんは、豆乳クリーム炒め煮(生姜、ぶた肉、琥珀茸、白菜、大根、玉ねぎ)、ぶたと青梗菜炒め(のこった汁をおじやにしたらビビンバみたいだった)、塩きんぴら、あとはわすれてしまった。
夕方のノック、なにかしらとあけると、「じてんしゃです」。不意にあのこはやってきた。
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