ローラースケートピクニック

二〇一七年八月二十二日火曜日

晴れ

どうしようかな、きょう行こうかな、あ！いくこさんもどうかな。思いつきは衝動になり、それは明日になったら腐れていなくなってしまうもの。
ほかの候補日もあるなかで、いくこさんが（きょうがよい）と返事をくれてよかった。

暑い時間帯だからわが家で涼んでからゆくのはどうだろうというやさしさの提案に甘えてお家にお邪魔までする。このごろいくこさんのお家へ行くと、メニューが置かれている。ミントティーとココナッツアイス（どちらもお手製）いただく。のんさんはすっかりいくこさんの家に慣れをかんじる動きをしていた。

洗剤（漂白剤）のことを聞いたり、家族の話をしたり。閉店する前に西荻窪のイトへということが目的であったのだけれど、横軸も縦軸もあっちゃこっちゃ行きつついっしょの時間を過ごせたことがなによりだった。

のんさんはたぶんルームシューズ（スリッパ）と外で履く靴の違いを認識していない。わたしたちがルームシューズを履くので、じぶんの長靴、帽さんの下駄、わたしの靴を履いてはうれしそうに部屋のなかを歩いたりする。イトでみつけたのんさんの足にすこしおおきなサイズのルームシューズ。一度履いたらそのまま店内を歩いている。気に入っているというのが身体ぜんぶからもれだしている。わたしたちにあるのだから彼女の分もあるのがよいなと購入。帰るときは靴を、というのも大暴れなほどだった（眠気もあいまって）。お店を出て抱っこをして歩くとそのまま眠る。

夜ごはんは、すき焼き、ごはん。