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方々に、われ主役

二〇一七年三月二十四日金曜日

晴れと曇り

そうだ、きょうはじゃらんじゃらんだ。ときのうの夜くらいからわたしが思っていて起きてもやっぱりそんな気がして、のんさんの昼寝もありきのうの最寄駅から家までの一時間半コースがなかなか疲れて横たわる時間が長いわたしもあり、お昼ごはんの時間というよりおやつの時間になってしまいそうですこし(うーん)と思ったけれど、どちらにしても郵便局には行かなくてはいけなかったし、やっぱりと向かった。

きょうもやっぱりじゃらんじゃらんはじゃらんじゃらんだなーという空気で、それぞれのひとが勝手な主役でいる。隣に座ったのだから、顔を合わせたのだからおおきなつくえをみんなで囲んで喋る。けれども、各々は各々に過ごしたいペースもあり、やりたいこともあり、それはそうするよというかんじがわたしには心地よい。たまにここにやって来ておいしいお昼をいただいて、のんさんがいろんな方と顔を合わせたり喋ったりできるのはとってもいいことのように思う。なにか場を持つのなら、ここはひとつの手本だなと思う。


夜ごはんは、菜の花のおひたし、何日目かのカレーライス。

ひとりのごはんなのであたためるだけの、あるものだけの。あるがあってよかった。

帰ってきた帽さんと、眠る間際にだだだっとだだだだだだっと喋った。帽さんは座りもせずに、でも言わずにはというかんじでどばばあああとあふれて、そしたらおなじくらいにもんやりしていたわたしのもずぼばあっと出て、「ねー」っと。ふたりとものなかで共通していたもんやりのキーワードは偽善ということだった。

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