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夏のトンボが鳴く

二〇一七年八月三十一日木曜日

曇り

タイミングが合わず昼寝しなかったのんさん。六時くらいからぐずりぐずり。先にごはんを食べて帽さん帰宅と同時にお風呂。のんさんが昼に浴槽に置いたしゃぼん玉を持って「ふうって、ふうって」と。帽さんに吹くのを持ってきてもらい、お風呂でしゃぼん玉。吹いてしゃぼん玉が浮かぶと、扉の外から帽さんが拍手をした。それをみてのんさんも拍手。吹いてはうれしそうな顔で拍手をくり返す。眠たいことを忘れて。

のんさんが吹いたしゃぼん玉。ぐうっと上昇して長く漂う。「おおー」なんて言っていると帽さんが覗く。「熱くて(お湯に)つけないんだ。お風呂に向いて吹いてみたら」お風呂に吹いてみると、ぼよんとはねる。上昇し、あるところで漂うそれをみつめると、色がぐるんぐるんと薄まりすうっと消える。「わぁぁ」思わず声が漏れる。(このぞくっとするのはなんだろう。うつくしいという言葉が思い浮かぶのは、どういうことなんだろう。)
ずいぶん長湯した。しゃぼん玉が好きでよかったなあと、まだまだ好きだなあと思う。

きょうのひよっこがくるりくるりしている。好きなひととそのひとへの思いと、知りたい学びたい思いを途中でぷちりと切られたひとは何をモチベーションに生きるのか。従業員の人生に、じぶんの人生を捧げてその責任感だけで繋いでゆけるのかな、なんて。いま生きるわたしには仕方なくない。そして、そういったことが大切だと思っているのかとじぶんの思いを認識する。

晩ごはんは、塩南瓜、冬瓜の煮物、胡瓜の水餃子、お味噌汁、ごはん。

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